「おおしたさん」のブログです

2005年6月に始めたこのブログ、鍼灸院をやってた頃のことを含め、今も気ままに書いています。

骨盤位外回転術でおもうこと

2023年11月03日 | 安産・逆子
骨盤位外回転術(External cephalic version (ECV))についてです。

外回転術を受けられた方の話はとても貴重です。施術を受けた皆さんの感想や、10年以上前にはなりますでしょうか、外回転術で有名だった中野の白石医院で直接伺った話等々、客観的な情報も興味がある方にはお伝えしています。

実際、ほとんどの産院で外回転術をしなくなりましたが、今もやっている所はありますし、外来で外回転術を行うところもあるにはあります。

以前は32〜34週ぐらいで施術してくれる病院も多くありましたが、現在は36週を過ぎて行う場合がほとんどです。

そしてそのやり方も施術する病院や医師により全く違い、ある病院では麻酔は使うけど張り止めは使わないし、反対に麻酔を使うと危険を察知できないので麻酔は使わないけど張り止めは使うとか、、。

どちらも使う先生もおられますし、お話を聞くと、そういうことなのね!と思う事は多々あります。

ところで逆子の外来についてですが、成育医療センターが「逆子外来」を行っておりました。



でも患者さんが殺到したのか、はたまた外回転術ができる医師が転勤になったのかよくわかりませんが、外来の施術はなくなりました。

2018年より慈恵と日赤医療センターは外来での外回転術が可能になりましたが、コロナ禍でなくなりました(今は外来を受けているかもしれません)。

逆子の外来施術は変遷激しく、昨日の情報もすぐに古くなってしまう始末です。でも私が知っている限りの情報は来院された方に随時お伝えするようにしております。


【2011年2月のブログなのでかなり古いですが、、】
リスクに関してはよくわかりません。ただ妊婦さんからのお話から想像するに、最近は前ほど無理をしなくなったようです。逆子を直すというよりも、母子の安全を優先する気持ちが以前よりも強いと思うので、リスクは低くなったのではないでしょうか?
その時(外回転術が成功し経膣分娩できたこと)は嬉しかったけど、赤ちゃんがそこにいたいにもかかわらず、私が帝王切開が怖いという理由だけで、赤ちゃんがいたい場所(逆子の状態)に居させてあげる事が出来なかった…その事を後悔されていたのです。

【2013年3月16日のブログです】
産科医が忙しすぎるんだと思うんです。
問題は多分そこなんじゃないでしょうか。
 
時間が無いから赤ちゃんを待てない。
お腹が緩むのを待てないわけで。

治療院でも外回転術は心配、との声をよく聞きます。

ネットは心配になる事ばかりが書かれているので、迷って当然だと思います。

連れ合いさんにこの話をすると「子どもがその位置が好きなんだから、別に逆子でもいいじゃん!」と意に介さない感じ。子どもへの矯正を嫌がる人なので、外回転術にも興味がないのでしょう。でもいろんな方のお話しを聞いてきた身としましては、施術を受けるという選択もアリだとは思います。
 
危険性についてですが、最近の外回転術の危険性はとても低いように思います。
というのも、リスクしかないやめろと言われている施術をするのですから、先生に自信があるのか、はたまた、、

とりあえず、外回転術にかぎらず、、
  • ネットで検索する場合はいつ書かれた記事なのかを確かめる。
  • その不安は直接医師に聞いてみる。
みたいな感じでしょうか?


2019年3月29日WordPressより

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