昨年7月の記事ですが、そっか~と思ったので紹介します。
睡眠のリズムをしっかり作ることで、逆子も直りやすいどころか、安産にも良い影響を与えている、そんな気がしてならないのですが、遅く寝ている人(2時とか3時とか…ね)も逆子が直りにくい感じがします。夜型人間は安産できないよ!っていう助産師さんもいましたし、原始的な身体に戻る妊娠期、睡眠の質を上げるのは勿論ですが、どのタイミングで寝るか起きるかをもう一度考えてみる必要がありそうです。
で、そんな時に思い浮かぶのが「メラトニン」。
生体リズムや体内時計をコントロールする、つまり太陽とシンクロするために必要な物質なのですが、睡眠のリズムが悪くなったり夜型になると、この「メラトニン」をコントロールできなくなり、色々と悪さをするようです。
ということで本題に入ります。
哺乳動物では光刺激が網膜等を介して松果体のメラトニン産出をコントロールしているので、産後はどんなに小さく生まれても、胎児として扱う(胎内にいるような薄暗い環境下に乳児を置き続ける)より乳児として扱う、つまり昼夜の区別を作って育てたほうが「体重が乗る」ということなのでしょうね。
http://www.asahi.com/national/update/0713/TKY201107120857.html?ref=reca
2011年7月14日8時2分
早産のため低体重で生まれた赤ちゃんは、人工的に昼夜を作って育てた方が、24時間、同じ明るさで育てるより体重が増えやすいことが、厚生労働省研究班の研究でわかった。新生児の集中治療室では一日中、昼夜の変化がない病院が多いため、研究班は昼夜ある環境のメリットを周知していく。
医療の進歩などで、低出生体重児は増えている。2500グラム未満で生まれる低出生体重児は新生児の約1割、1500グラム未満の極低体重児は1%弱を占める。
病院の新生児集中治療室(NICU)では、治療で夜中も完全に暗くしなかったり、子宮内と同じ環境にしようと、保育器に24時間カバーをかけて暗くしたりする施設が少なくない。
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