おおした鍼灸院は逆子治療に力を入れております
2012年の今日の記事
良い子なんて糞食らえ!
感情を表に出す訓練は大切よ!
感情を表に出さないでいると…
2011年の今日の記事
本の紹介しています
本の紹介!!「脳と体にいいことずくめのベビーマッサージ」
ひさしぶりに妊婦さんの事をブログを書いたので(↓↓↓↓)、ずっと寝かせたままのこのカテゴリーを思い出した次第…^^;
逆子の問い合わせが多いので、ブログから抜き出してみました。
ということで本題
【冷え】
妊娠期全般に冷えは禁物、でもこの頃からは注意が必要。
特に足の冷えには十分すぎるぐらい注意してもらう必要があります。
皆さん顔やら頭やらが熱いので、冷えているっていう実感は無いようですが、足元が冷えている人は結構おられます。
特にこの夏は暑かったので、クーラーの部屋にずっといることも多々あったのではないでしょうか?
うっすらとドライにしてても、足元って結構冷気が漂っています。
クーラーをかけることは少なくなったとか思いますが、冷えには十分気をつけてもらいたいところです。
足のむくみや冷えが続くといろんなトラブルを生じやすいとは、いろんな方が言っておられます。
特にむくんでる方は産後の母乳の出がいまいちだと助産師さんも言っておられました。
初産だと、まだ出産に対してイメージがわきにくいかもしれません。
でもこの頃から本格的に準備をする必要があると思います。
そのイメージ作りのためにも母親学級や両親学級には積極的に参加していただきたいところです。
「…えっ…病院に行ってるから大丈夫だと思うのですが…」
病院では現在というよりもお産について、院内での過ごし方についてのお話がメインなので、市区町村の母親学級だと違った話が聞けると思います。
特に市区町村の母親学級は今現在の過ごし方や同地域の妊婦さんどうしの顔合わせ的な意味も併せ持つのでぜひ参加してもらいたいところです。
脱線しましたがが冷えに対して、レッグウォーマーや足首ウォーマーは大切です。
温めるというよりも風を足首に当てないということが重要です。
特に最近の方は足首を動かす事が少ないので足首が弱いんです。足首から風寒の邪が入りやすいので何かで覆っておくのは大切です。
【むくみ】
むくみが本格的に出てくるのもこの頃です。
実際むくみに気づかない人も多いのですが、そのような方にはむくんでいる箇所を実際に触れて確認してもらうようにしています。
【足がつる】
急激にお腹が出てくるので、人によっては股関節が圧迫されて、下肢への血流が滞り、寝てる時に足がつる人がいます。
だいたいにおいて8ヶ月に入る前にこの症状は消えるので安心してくださいね。8ヶ月以降も頻繁に足がつる場合は、目の使いすぎに注意が必要です。
足がつるというのは、東洋医学でいうところの肝血不足が多いです。
イライラとか睡眠不足とかは要注意。
治療としては大腿動静脈の圧迫を取り除く上でも鼠径部へのアプローチは有効です。
ただ、そこへのアプローチはちょっとデリケートなので、肝経の変動、胆経の変動を観察して治療したいところです。
腎虚でも胆に邪の所見を見つける事がよくあります。
【便秘とか】
便秘とか下痢とか…腸と子宮のバランスが本格的に悪くのがこの時期です。
ちょうど赤ちゃんの推定体重が1000グラム少し手前ぐらいかと思います。
1000グラム手前で逆子ちゃんの治療ができたら(厳密には1000グラム手前で逆子とは言いませんが…)ほぼ直ります。
便秘ですが、特に貧血のために鉄剤等を処方されると、途端に便秘になること多し!
便秘に鍼灸治療はとても効果があると思います。治療は崩れてしまっている消化器と生殖器のバランスをちゃんとすること。
簡単に言えば内臓下垂の処置をおこなう、と考えていいかと思います。
経絡にそれらの反応は出ている場合が多いので、経絡のバランスが取れれば内蔵も所定の位置に戻ります。
あと、便秘の方は体を動かしていない人が多いです。
歩くようにする、特に階段も使うよう意識するだけでも効果ありますよ。
さっきちらっと書きましたが、7ヶ月を終わるまでは逆子とは言いません。ただただ頭が下にいないだけです。
ですから30週過ぎて回っていない場合、逆子体操を言われる事があります。
32週、もしくは推定体重1500グラムを超えての治療だと、回る確率は低くなります。
病院の傾向として、32週の健診で直っていない場合、帝王切開の話がなされます。
それで驚いて逆子直しをネットで探し、鍼灸治療に行き着くことが多いようです。
ただ最近は早い週数で鍼灸院に来る人が増えています。
以前は30週未満で逆子で来院する人のほとんどが医療関係者だった、ということを考えると、鍼灸も認知され始めているのかと思う今日この頃です。
【唾液】
唾液が滴るように出る方がおられます。
仕方ないので外出時はペットボトルを小脇に抱えて行動しなければいけないほどです。
出産とともになくなりますが、この症状は非常に不快なものです。
脾土経の旺気が原因なので、そこから証を立てて治療をおこなうとこの不快な症状が消失していきます。
【切迫早産】
切迫早産は「早産になる可能性がある」という状態なので、全く早産とは違います。
切迫を言われるのは8ヶ月に入ってからが多いように思いますが、この時期でも十分あります。
切迫早産の危険のある方やあった方のお灸は温灸程度にしてくださいね。
熱いお灸は禁物です。
カイロとかで持続的に「三陰交」を温め続けると切迫気味になったりするので注意しましょう。
お腹を温めるのは大丈夫です。
「三陰交」はパワーが強いのでとても効果があるのですが、カイロや貼る温灸で「継続的」に温め続けるのには疑問があります。
お灸ですが、温めたあとの余韻、刺激した後の余韻が大切です。
お灸を取った後、じわじわと身体が反応していくので、そういった事も頭の片隅にいれて施灸してください。
あと左の小指先は赤ちゃんをとどめる作用があります。
まだ追試が必要ですが、良い感じです。
※早産妊娠22週から37週まで
※流産妊娠21週より前
足早にかきましたが、今日はこの辺で…
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