久々にトランス脂肪酸の記事にふれる機会が…
読売新聞10年3/10朝刊に
「トランス脂肪酸 先行」なぜ
との記事がありました。
毎度の如く専門家は問題をすり替え、トランス脂肪酸対策よりも塩分対策を優先すべきとかなんとか書いちゃっていますし、マーガリン等の業界反発も予想通り書かれています。
日本ではあまり報道されませんが、
トランス脂肪酸を多く含むマーガリン等が
悪性リンパ腫の原因になる
乳ガンとの関連、
心疾患との関係
等もあるようですよ。
現状では世界的に正しいと思われている情報を日本では得にくいので個人個人でよ~く勉強しなきゃ…ネ!!
そういえば…
前にトランス脂肪酸を勉強した事をブログに掲載していました
とっても危険なマーガリン 05/12/03
話題のトランス脂肪酸 07/03/23 トランス脂肪酸…日本では?07/03/31
トランス脂肪酸が不妊の原因?? 07/05/29
ところで以下の記事ですが、マーガリンやショートニング、お菓子にたっぷり含まれています。
あたりまえですが…
これまた注意が必要ですね!
マーガリンやショートニングといった油脂に含まれ、心臓病との関係が指摘されるトランス脂肪酸の摂取量を探る日本で初めての本格調査の結果がまとまった。世界保健機関(WHO)と国連食糧農業機関(FAO)がすすめる「1日にとる総カロリーの1%未満」という目安を超えて摂取していた人が、30~40代の女性で3割を超えた。疑われるのは「お菓子」だ。
トランス脂肪酸は植物油を加工した油や、それを使ったビスケットやケーキ、ファストフードなどに含まれる。たくさんとると血中の悪玉(LDL)コレステロールを増やし、善玉(HDL)コレステロールを減らして、心筋梗塞(こうそく)のリスクが上がるとされる。
東京大など8大学のグループが調べた。526の食品ごとに、含まれるトランス脂肪酸の量を国内外のデータを使って検討したほか、国内4地域に住む30~60代の男女225人に、季節ごとに4日間ずつ計16日間、食事の内容を詳しく記録してもらい、摂取量を算出した。
1日の平均摂取量は男女とも1.7グラム、総カロリーに占める割合はそれぞれ0.7%、0.8%。WHOなどの推奨の範囲内に収まった。30代の女性では2.1グラム(総カロリーの1%)、40代女性で1.9グラム(同0.9%)。だが、両世代の女性の中に、1%以上の人がそれぞれ33%、38%いた。
女性全体では、トランス脂肪酸のもとになった食べもののうち、お菓子類が22%を占めた。男性は15%。お菓子をたくさん食べる女性の習慣が、トランス脂肪酸を多く摂取することにつながった可能性がある。
トランス脂肪酸の多い食品は、LDLコレステロールを増やす飽和脂肪酸も多かったり、高カロリーだったりする例が少なくない。調査の中心だった佐々木敏・東大教授(予防医学)は「トランス脂肪酸だけをなくそうとするより、食生活全体の見直しを考えた方がいい」と話す。(田村建二)
>食生活全体の見直しを考えた方がいい
これが一番大事な気もします。
お久しぶりです!
トランス脂肪酸、いたるところにあるので、日本に住んでいる限り気をつけようが無い、っていうのが本当のところだと思います。
だからこそ気をつけてみたいな…なんて…
脂肪酸が、というより油全体が人間の何になるのか…
これ考えると、ついつい話したくなっちゃいます。
健康や食生活…
これもなんだか…で…
高血圧やコレステロールが悪いのか?塩を敵視していいのか?牛乳は?サプリメントは大丈夫か?運動は身体によいのか?
伝えられている事は嘘っぱちのほうが多いように思います。
伝えにくいのですが、食べてよくしようという考えを捨てることが大切なような気がします。