「おおしたさん」のブログです

2005年6月に始めたこのブログ、鍼灸院をやってた頃のことを含め、今も気ままに書いています。

情報に流されないようにするために。自分のビジョンを持つために。

2013年04月25日 | 考えていることとか思っていることとか

こんにちは~

 さて本日より29日までが二十四節気である穀雨の次侯「霜止出笛(しもやんでなえいず)」、霜が終わって稲の苗が生長する頃の事だそうです。確実に暖かくなっております。

 

ところで昨日お伝えした「元気なカラダに戻ろう会」のおはなしなのですが

自分が治すんですよ~!!(膠原病を克服された方々とのおはなし会に参加して)

 

 「ちゃんと病院には行かないといけないと思いますよ~」なんて事を言われる人がいましたのでちょっとだけ…

 

 皆さんチャンと検査に行かれていますし、減薬も病院と相談しながらされておられます。私も医師と相談しながら治療をしなければいけないと思っていますが、こういう話って白黒つけたがる人が多くって、右とも左ともとられないように説明しているつもりなのですがなかなか難しいですね。病院に行っちゃダメとか全く言ってないのですが…。

 

 この日参加された方も色々な本を読んでおられましたね。本の紹介だけでも勉強になりました。皆さん病気の経験者で身をもってお薬の事を共通理解としてお話されていたのですが、それらの知識がお恥ずかしいくらい乏しく、私自身は薬学の勉強をしなければいけないと思った次第です。

 何とどう向き合うかは人の数だけそのアプローチは変わるので、先ずは総論と各論は分けて考えないといけませんね。

 


 そういう訳で、病院とサクッと手を切るというわけではなくて、上手に付き合うといいますか、味方になってもらうといいますか…

 


 常々もっと頭を使って考えようよ、それをお腹で決めようよ、って言っているのですが、こと身体の事や病気の事ってなかなかわからないものですよね。私も自分自身の身体となると判断を誤る事多し!です。医師も違えば三人三様、そこに自然療法等の治療家が加われば何が何だかわからなくなる事この上なし!

 

 知識では専門家を超えることはほぼ不可能ですので、医師や治療家と議論しても十中八九丸め込まれるというものです。

 

 

 なら「考える」意味がないじゃない?

 

 情報を専門家からもらって、それらを参考に「私はこうしたい」という意思を作ることが大切かと思うわけです。意思を築くためにはその根拠が必要です。ただ何度も言いますが医師や治療家の意見を参考にしだすとわけがわからなくなってしまうこと請け合いです。それでも「私はこうやって治療したい」「症状との付き合いはこうしたい」といったビジョンを持たなければ、治すことは難しいと思います。

 わけがわからなくなる前に、同じような症状を治した人の意見を聞く。それがお薬の使い方でもいいんです。自然療法でも手術でも、治療法は色々あるので、そのメリットとデメリットを計りにかけて自分で選択し、それに対しては文句を言わない。覚悟をもって自分で治療法を選択する…というのが正しいような気がします。


 私はどこどこの医局のなんちゃらというその筋では最も権威のある医師に診てもらっている…


 おおいに宜しいかと思うのですが、治療法に疑問が出たとき、紹介者への手前とか、その医師への手前とかで、引くに引けないことにつながることもあるので、そういう自慢をされる方は色々と危惧の念を抱いてしまい、同情することもしばしばです。うまくいけばいいのですが、そうでないこともも多々ありますから。合う合わないはどの世界でもあることなので、この先生と付き合いが切れるかもしれないとかいった、先を読みつつ前に進むことも大切かと思っています。

 

 

 同じ病状の人と傷の舐め合いで終わるのではなく、医師のいいなりになるのでもない。


 治療に対して色んな意見を咀嚼したあかつきには、治った人と交流を持つとか、前向きに治そうとしている人の話を聞いて、考えをまとめていく。普段から信頼している人の意見は特に重要。それらが出揃ったらポジティブな意見のみを耳にするように気をつける。とにもかくにも主役は自分、自分で考え自分で決める。決めたことには後悔しない。合わないと思ったら引き返す。

 

 

 ここで私の立ち位置ですが、私は寄り添うしかできません。鍼とお灸を使って気を動かし前向きにし続ける、身体を温める、気血の巡りを滞らせない。それぐらいしかできません。

 世の中右か左かに偏る人多し。どっちかに偏ると楽ですからね。でも右も左も一寸先は闇なんです。平和主義者の大暴動なんてザラもザラ、ヒトラーの台頭を許したのは嫌戦争主義者の台頭により戦争を先延ばししたのが主因ですから、昨今の平和主義者の意見も困ったものだと考えてしまったりします。これは余談ですね。


 ということで何事も偏ってはいけませんね。これは自分への戒めでもあるのでちょっと強めに!

 

 そういうことで子宮頸がん予防接種のお話に…

子宮頸がんワクチン接種、我が家の場合…

 ここにも書きましたが、私はいろんな意見を参考に接種はしたほうが良いと判断しました。自然派に属すると思われている節があるので当然子宮頸がんワクチン接種なんてさせないだろうと思われているようなのですが、うちは上記ブログのように考え行動しました。別に勧めもしませんし、やめろとも言いません。とにかく何でも自分で自分達で考え行動する。それ以上でも以下でもないと思う次第です。

 

 予防接種も全体を見据えつつこれは必要でこれはやらないとか考える必要がありますね。一つ二つやらないほうが良い予防接種がありますから…。ただ自然療法をしているから全ての予防接種を拒否している超自然派の人がいるといった話もチラホラ聞きますので、何が何でもダメ!とかいった考えは捨てたいところです。

 病気にならないに越したことがないし、そうならないように親も自分も気をつけるのは大切ですが、どんだけ気をつけても何事かあるのが世の常です。

 その場その場で臨機応変に考えたいところですね。そして自分の立ち位置に縛られないようにしたいところですね。

 

そんな感じで本日の投稿は終了!

17時になっちゃう(´・_・`)


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