
今日は東京スキンタッチ会指導者講習会の日。20年近く関わる鍼灸関係では唯一の会、付かず離れず、たまに直接会って生存確認する関係もなかなかいい!
指導者講習会受講予定の皆様、講義動画を事前にご視聴くださいませ。URLは入会ご案内メールにてお送りしてあるものです。お手数をおかけしますがどうぞよろしくお願いします🙇🏻♀️#東京スキンタッチ会 #指導者講習会 pic.twitter.com/cbz3FUqp1Z
— 東京スキンタッチ会 (@skintouchaoyama) November 17, 2023
【2023年7月のブログより】
アドラーは「人間の悩みはすべて人間関係にある」が、そんな人間が幸福になるには「共同体感覚」すなわち「所属感」「信頼感」「貢献感」が大切だと言っている。この事は仏教で言うところの、自らの足でちゃんと生きていけるように修行し、周りの人には無償の愛を施すといった「自利利他」の精神にもつながるように思う。
金持ちに囲まれ子どもを育てて
なかなかの都会で子育てをした。この街で暮らす現在絶賛子育て中の患者との話、金持ちって皆余裕があり、人柄も素晴らしい人が多いとの話に意見が一致した。
松濤に屋敷を持つとか、青山にビルを持ち家にホームエレベーターがあるとか、ビルを何棟も持つ人もいるし、中学から子どもを海外の寮に入れている人もいる。公立の小学校に通ったが、子どものどの代も御三家と言われる中学に何人も入っているし、東大や医学部に通う子も多い。だいたいにおいて親御さんは無茶苦茶良い人で、ここまで突き抜けた金持ちだと人格的にも優れているのかと、早くに知ることができたのは幸せだったかもしれない。
とかくに金持ちのマウントの取り合いが取り沙汰されるが、それは小金持ちのなせる技。金を持った時の振る舞いがどうか、そこで人間の器が分る。収入も心も小さい私、たまたま器の大きい人がたくさん集まる場所に位置するとある安アパートに住むことになったが、比べるのがアホらしくなるほどの収入も人格も優れた人と出会う中で、ある意味達観するというか比べる事もできなくなるというか、ここでの経験は今に生かされているように思う。
とにかく人に与える事を是とする人の多い場所で子どもを育てられたのもラッキーだったように思う。多分にマウントを取る人はいたにはいたが、それを嫌味と捉えなくなった私の進化も褒めてあげたい。この地で自分のことよりも他人の幸福を願う事を意味する「利他」なる行動を起こす人と多く出会った。その出会いの中で、なんでもかんでも良いように受け取る姿勢を教えてもらった。
田舎ならではの、ムラ社会のような軋轢、それがある所もあれば無い所もある。都会ならではの、マウント取り合い社会のような軋轢、それがある所もあれば無い所もある。とりあえず、どんなに人格が優れようと、お金があろうと、すべからく皆さん普通に子育てに苦しみ、子育てに喜びを見出している。もちろんマウントを取ろうとする輩もいるにはいるが、ほとんどの皆さんは察する能力が高いので、そんな相手と喧嘩なんてせずに静かに行動する。うん、肉を切らせて骨を切るような感じで。ここでの生活を思い返すに、この地で子育てができて良かったように思う。
【2023年2月のブログより】
より個の概念が消される田舎暮らしに都会の流儀を持ち込んだとしたら、どうなるかは言わずもがなである。田舎におけるローカルルールは絶対だ。時短、集約、段取り等とは無縁なルールが多々あるし、その訳のわからないルールに従えない場合は村八分にすることも厭わない。
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