「おおしたさん」のブログです

2005年6月に始めたこのブログ、鍼灸院をやってた頃のことを含め、今も気ままに書いています。

保育士さんが疲れてる!

2012年09月19日 | 子育て

患者さんに保育士さんや保育にかかわる方が何人か来られてます。

皆さん本当にプロ意識が高いです。


子どもがよく治療を受けにくるので、月齢や年齢に応じた問題点や「こういう子のこういう行動ってどう考えたらいいんだろう?」って事を教えてもらったり…

また私の浅はかな考えを修正してもらったり…

いろんな子どもを見てる保育士さんのお話はとってもためになります。

 

そん中で気になるのが保育士さんの忙しさ!

これはどの教育現場もそうなんでしょうね。

 

保護者からは文句を言われ、園からは無理をいわれ、怒ると非難され、仕事を持ち帰ることもしばしばだとか…

 

子ども達が大好きで憧れていた仕事…

だけど向き合う時間が少ないって……

 

 

公立だと、問題が起きると現場検証等が生じるんだって。

それでなくても忙しいのに、さらにさらに忙しくなってしまう。

だからそうならないように、前もって危険な事に発展しそうな可能性のあるものを摘んで行く。

子どもにとって欠かせない遊びも、危ないと感じたら、その前に対処する。

 

そうしないとやってられない。

 

私立だと園長へのクレームに留まるけど、公立だと園長飛び越して管轄トップにクレームつける輩がいる。

保育園も幼稚園も学校も、公立ってお役所だから。

市区町村の一組織に過ぎないから、クレームの持って行く場所がトップになるの当たり前なんだけど、行政にそんなことしたら…

皆がもっともっと保守的になると思う。

そしたらしわ寄せは全部子どもに…

 

前はそんな問題ありえなかったけど…

遊ばせて遊ばせてをしてたと思うんだけど…

 

だから子ども達は窮屈を感じざるを得ない。


以前はちょっとした危険なんて見てみぬ振りしてやらせていた。

少々の傷はありがたがってくれてた親御さんも多かった。

 

熱いとか痛いとか、身を持って体験する。

それらを携えて年齢を重ねる。

危険に対する察知&対処能力は生きていきながら獲得するしかないはず。

 

生きるって、いつも危険と隣り合わせ。

年齢に応じて罹っておかなければいけないお熱や病気があるように、それが危険だとしても体験しておかなければいけない事があると思う。

 

負荷をかける作業を怠ると、年齢重ねたときに厄介な作業が増えてしまう。

 

そう、算数とか国語とかを勉強するのと同じなんです。

足し算を勉強して引き算を勉強して、少しずつレベルアップしていかないとね。

いきなり三角関数なんて分からないよね。

 

身体も免疫系への負荷かけてこないから、すぐにお薬とかに頼るからだになっちゃうんだと思う。

頼らないとやっていけない身体になっちゃうんだと思う。

 

その年齢に応じた症状、熱や下痢、嘔吐、痙攣等、色々あるけど、無事何事もなく通り過ぎる事ができるだなんて稀なこと。

積極的にそれらに罹る必要はないけど、怖がりすぎてると、後で面倒な事になる事多い感じがホントにする。

 

あっ…違う、本題に戻ろう!!

保育園の遊びのところね


保育園っていっぱい遊ばせてくれていいなぁ…なんて思ってましたが、人手不足はどこも深刻、遊ばせる前にダメダメ攻撃してしまう場合が多いみたい。

もちろん、保育士さんたちはそんな事望んでないけど、そうせざるを得ない状況と言われると…


そういえばいつだったかなぁ…園庭にツリーハウスやなかなか激しい遊具をいっぱい持つ幼稚園(保育園?)の記事の中で、園長先生の興味深いお話を思いだしました。

…遊具は手作り、見た目にも未就学児には危険そう…


そこでは先ず親御さんに「少々の骨折は多めにみてくださいね」って言うんだって

いきなり骨折を大目に見てね!だなんて、ビックリする親御さん多いと思うけど、親御さんもその保育園での子どもの生活を通じて成長していく…

 

先輩ママさん達が支えてるんだろうなぁ

そうじゃないと、色々ありそうだもの…


とにかく子どもにけんかや怪我はつきもの。

ある程度泳がせて判断するって!

次につながるように様子をみるって!

 

子ども達の関係性を把握してないとできないですよね!

それをするのが保育士さん

1人でも大変なのに、ほんとにスゴいし頼もしい!


私もそうだけど、自分の子どもだけをみてたらいいっていうのが親。

親とは違う見方しなきゃいけないし、それができる保育士さんやっぱすごい!

 

ただ、そこには時間が必要。

子ども達にもっと関われるようにする環境が必要。


今回は保育士さんの話でしたが、学校の先生も子どもを教えるという仕事以外が大変なんじゃないかな…

昔は地域で先生を育ててるってのもあったんだと思う。

だから先生に竹刀で叩かれても、悪いのは全部子どもだった。

先生!思う存分頑張ってね!私たちが応援するからね!

なんて親御さんから背中を教えてもらってたからこそ、先生も頑張ってたんじゃないかな…

 

教室ではタバコガンガン吸うは、竹刀もってうろちょろするは、それはそれは恐れられてた先生いたけど、プライベートでよくしてもらった事を覚えてる。

一度、友達数人でと先生とでキャンプらしき事したことあったけど、今思えば嬉しかった思い出。

うちらのグループだけかと思ってたけど、たぶん他の子達も同じような事をしてもらってたんじゃないかなぁ…なんて思う

 

だから先生のこと怖かったけど、嫌いじゃなかった。

 

先生の資質云々言う前に最初から先生じゃないんだから、批判よりもう~んと持ち上げて褒めちぎった方がお互い恩恵あるように思うんだけど。

 

話まとまってないですね。

 

 

外は雨…

降ったかと思えばやんでる…

 

今日も一日良い日になりますように!!

 

おおした



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