逆子について色々調べてたら2013年の今日書いたブログ発見しました。
先日も妊婦さんとこの話になりました。
今お腹の中にいる赤ちゃんは1億年もかかった脊椎動物が海から陸に上がって適応するまでの長い旅路をつわりの時期に追体験してるんですよ。
そう考えたら頑張ってここまで成長してくれたこの子を愛おしく感じちゃいますよね!
三木成夫先生の著書「胎児の世界」に「21日で孵化するニワトリの卵は産卵後4日目から5日目にかけて生気を失い死にかけた感じになる」とあります。
21日で孵化する鶏の卵、産卵後4,5日を胎児に置き換えると4~7週です。
「胎芽」と呼ばれるタツノオトシゴちっくな爬虫類にも両生類にも見えるこの時期を経て妊娠3週で着床し、妊娠3ヶ月である8週目以降、徐々に人間らしくなり「胎児」へと変化します。
大きさは身長約10cm、体重約20g…
ここにきてようやく人間らしくなるとのことです。
まあ、何が言いたいかといいますと
2005年9月のブログ(↓↓↓ 妊娠3ヶ月の間違いですね^^; ↓↓↓)
このブログに書いた「胎児の世界」からの引用。
「ニワトリの卵殻内の小さな空間には、脊椎動物の悠久のときが閉じ込められていた。特にその四日目から五日目にかけての二十四時間には、古生代の終わりの一億年を費やした上陸のドラマが見事に凝縮されていた。それは一つの象徴劇とよばれるにふさわしいものであった。」
こんな所からも、お腹の中で旅をしている赤ちゃんに思いを馳せてもらいたいと思っていますがどうでしょう。
受精や着床だけでなくその後の進化の過程で欠かせない脊椎動物上陸のドラマを追体験してようやく人になる。
この子が今この世に生まれてくる。
それって奇跡的な事なんだということ。
なんだかお子さんのこと、愛おしくなりませんか?
生きていてくれるだけで嬉しい…って思いませんか?
世の中いろんな事が起きていますが、とにかく生きてるってすごいことです。
しんどいことも多いけど、とりあえず死ぬまで生き続けたいなぁ…と思うのです。
今生きている事、それだけで神秘なのですから。
2013年の昨日書いたブログです。
2013年の今日書いたブログです。
【逆子治療で来院される方へ】
おおした鍼灸院…実は逆子治療とか安産とかで来院される方が結構おられます
来院されるもされないも…
以下の記事を参考にしてくださいね
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