新聞紙上でも後揺れ症候群についての記事をよく見ます。
私なんて壁に寄り掛かってても、いまだに揺れてる感じがします。
あれから2週間経つというのに…。
壁にお尻をつけてると、自分の血管がドックンドックンしているのに反応して、揺れてる気分になる。
こんな事始めてだったので、チョットビックリです。
この後揺れ症候群を東洋医学的に考えると、揺れですから「めまい」と考えてみて良いですね。めまい感は肝経と最も関係します。
- イライラする
- 最近怒りっぽい
- 疲れ目が気になる
- 目が充血しやすくなった
- 腋の下や足の外側が張る感じがする
- 顔色が青い等々
これらが気になるようでしたら、まさしく肝の力が弱くなっている証拠。
肝の経絡を元気になる治療をすれば、後揺れ症候群もよくなります。
でも現実には腎虚の患者さんの方が多いですね。
腎の簡単な診断法としては
- 最近ますます不安感が増す
- おなかがよく張るようになった
- 下痢が続く
- 顔色が黒っぽくなった
- 耳鳴りがあり聞こえにくい
- 歯ぐきからの出血が気になるようになった
- のぼせる
- 手足が冷たいのに火照った感じがする
- でもやっぱり冷えやすい
- 物音に敏感になる等々。
これらの症状はまさに腎を元気にしなければいけない場合。
最近甘いものが無性に食べたい!なんていう場合は、腎経が弱くなって消化器系がなんだか元気っぽくなっている症状。
チョット注意しないといけません。
後揺れ症候群も放っておくと「マジめまい」になる事があります。
実際のところ現代医学では治療法はないようです。
重症化することはマレと言われますが、これだけ長引くと、やはり注意したいところです。
重症化すると頭痛や吐き気がして本が読めなくなったり、目を閉じると歩けないほど体が揺れる方もいる…ということですから…
あと、船酔いや妊婦さんのツワリに有効なツボも紹介しておかなくちゃ!
内関というツボがそう。
手首(掌側)のチョット上にあるツボで、手首のしわの真ん中から肘に向かって指幅三本分ぐらい上にあります。
心包の経絡にあり、消化器系の症状軽減に有効です。
お腹の張る感じやお通じにも良い事があります。
そういえば震災の後から熟睡ができなくなったとか、血圧が上昇した、っていう人も多いですね。
長引く不眠により血圧が高くなり、免疫機能が弱くなる。
時にはうつ病を引き起こす…なんて言われれば色々考えてしまいます。
なんでこんな事が起きるか、専門家も分かっていないようですが、「軽い下船病ではないか」、と述べておられた先生がおられました。
長い船旅の後、地面に降り立ってもふらふらする、あの症状です。
もう余震も少なくなりましたのでこの記事はとってもアンタイムリーなのですが、参考までに!!
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