最近ジストニアの治療が多くなっているのですが、なんで急に増えたのだろう……と思って調べてみると、どうも前にブログに書いた記事が今頃ヒットしているみたいなんですね。
2007年9月の記事なのですが、今でも読まれているのですね。
ジストニアは中枢神経系の障害による不随意で持続的な筋収縮にかかわる運動障害の総称です。
これって…筋肉の主働筋と拮抗筋がかみ合わないということでいいのかな…。
ところで主働筋と拮抗筋ですが、動作に力が入る筋肉を主働筋といい、緩む筋肉を拮抗筋といいます(筋肉は緩むと言わず弛緩する…が正解だったっけ?)
20代に断食を10日間経験する機会がありました。
そのとき毎日握力を記入させらたのですが、10日間どんどん握力が上がったのです。
一番握力のあった高校生の時よりもです!
その時は何故握力を測ることになったのか良くわかりませんでしたが、今思えば主働筋が強くなったというよりも、拮抗筋の弛緩が十分行われるようになったからかな…なんて理解しています。
乱暴な考えですが、鍼灸治療も断食も目的は同じ…。つまり主働筋と拮抗筋のバランスを教育し直すということ…。
治療ですが、やはり本治法に勝る治療はないですね。
これがうまくいけば拮抗筋の再教育もやりやすくなります。
その上で治療は前頚部を含む首周りをしっかり診るようにしています。
最近は井穴刺絡も多用しています。
これは刺絡する場所が少ない方が効果が高いですね!
もちろん当てずっぽうで井穴刺絡を行っても効果は上がらないです。虚体、実体、脉状、問診等から注意深く目的とする経絡を判断する事ができれば、治療効果が上がります。
これって…
みんな知っている事だよね…
いまさら…かな…(^_^;)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます