「おおした鍼灸院の逆子治療はどんな感じでされているのでしょうか?」
という質問がTELにて続いたので本日は簡単ですがチョットだけ…
逆子の治療(安産もそうですが)において重要なのが空間作り。
妊婦さんの指導をされている助産師さんによると、お腹の丸い方が安産になるとか。
私もそう思うこと多々あります。
そして逆子の方のお腹は赤ちゃんの位置が骨盤寄りで横長もしくは縦長のお腹が多いように思います。
逆子直しの体操で有名な胸膝位やブリッジ等は骨盤よりの赤ちゃんを胸の方に上げることを目的としています。
脇腹を伸ばすストレッチを取り入れると良いというのは横長のお腹の場合有効のように感じています。
東洋医学的に考えると
【縦】
骨盤よりのお腹
腎水経・膀胱経の変動
【横】
横に伸びているお腹
肝木経・胆経の変動
【深さ】
消化器系が固いお腹
脾土経・胃経の変動
逆子&安産の治療を空間の観点から考えるとこんな感じでしょうか?
これに呼吸が浅いとか(肺金経)、動悸があるとか(心火経)等々、問診事項を加味します。
あと、日本に現存する最古の医学書『医心方』(丹波康頼著)によると7,8ヶ月目は手の太陰肺経が、9、10ヶ月目は足の少陰腎経が旺気するとありますが、これも意識しているところです。
以上を踏まえて脈や経絡反応をみつつ証を立てて治療に入る…
大切なのは赤ちゃんが動けるスペースを作ること。
以下のブログも参考にして来院を検討して頂けたらと思っております。
【お休み等です】
9月22日(月)、お休みです
定休日は日曜・祭日
診察時間は午前10時~午後8時
2013年の今頃に書いた記事です
本日は白露
昨年の白露は9月7日でしたが今年は9月8日(火)本日がそう。
とうことで今日から仲秋。
まだお昼は暑いですが、夜間は少し肌寒く感じはじめる頃。
ちなみに「白」についてですが、陰陽五行では白=秋=金=肺です。
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oosita@extra.ocn.ne.jp
メモリーボードより
これまで書いたブログ一覧です