姉と実家の整理に帰っておりました。
姉は呉に長く住んでいたので、メロンパンのことをコッペパンと言います。
その姉が広島駅で「ナナパン」なるパンを見つけて大はしゃぎ!
「これすぐにのーなるんで、なかなか買えんのんよ」だって!
家に持ち帰り、連れ合いと子どもに食べてもらいましたが、うん、美味しいって!
リピート確定しました!
プレミアリーグの舞台に立つ遠藤航選手。弟はアフリカ、妹はフリーターというのもとってもいい。会ったことがないからよくわからないけど、成功も失敗も親に奪われずに育ったのだと思うと、この兄弟はみんな無茶苦茶羽ばたくんだろうなぁ。
兄弟みんなが違う道を進む。そしてリスペクトし合う仲が理想かな
兄はプレミアリーグで活躍するサッカー選手、弟はJICAでアフリカに行きそのまま海外、妹はただいまフリーターという。この子たちは失敗も成功も親から奪われずに来たのだろう、みんな自分の好きを持っているのではないかと思う。
スポーツでは一番を取れ。宿題が終わるまで遊んじゃダメ。ガミガミ言うのはあなたのためよと、親の好みで自らの好きを奪われた子どもの将来は悲惨だ。いくつになっても自らの好きがわからず自分探しに旅に出続ける。それでも自分が見つからず、自分が無いと嘆き続けるのだが、私から言わせてみれば、そもそも自分なんてあるわけがない。だって自分なんて他者との関係の中だけで成り立つのだから。ある時は子どもとして、またある時は会社員、上司という立場であったり部下という立場であったり。家に帰れば父親を演じ、その場その場で自らを変面の如く瞬時に変えていかなければいけない。そしてそれを良しとして生きていく事こそが自分であり、それを認めることこそが生きやすくなる秘訣なのだから、とにかく自らが立っているところで勝負しろよと言いたくなるのだ。
だいたいにおいて、子ども達皆が同じ道に進むような場合、親からの方向修正が十二分に働いていると思っていい。そうでなくても子どもは親の思いをすぐに汲み取る。だから子どもの進路への介入は用心しなければいけない。同じような道に進んで切磋琢磨している兄弟もいるが、バイアスがかからずそうなることは稀なので、そんな子育ては参考にはしない方がよい。それよりも子ども達皆が全く違う職種について、なおかつお互いをリスペクトしているといった感じで育った場合、大体において子どもたちは自らの好きを持っている。私はそんな子育てを参考にすべきだと思う。
皆が全く違う仕事に就き、お互い良い距離感で付き合い、兄弟同士でお金の貸し借りはしない。でも困った時にはお互い助け合える関係性。私は兄弟仲は親の仕事、兄弟仲を見てどんな子育てをしたのかを想像してしまう人間だ。もちろん同じ仕事をして仲の良い兄弟も知っているが、兄弟とはいえ別個人、これだけたくさん職種があるのに、その選択肢しかなかったというのはどういう事だろうと先ず勘繰ってしまう。そして子どもが親に従順に従うことができたのは何故だろうと、全く知らない世界に想いを馳せてしまう。
この記事の父親は子育ての目標として「子供の自立」を掲げている。そのために一番意識していたことが「子供に期待しない」事だと言う。これは本当にそうだと思う。子どもが実力を出し始める時は子どもにしかわからない、いや当事者たる子どもにもわからないので親はその時を待つしか無い。待てない親はどうしても勉強しろとか目標を持てとか言いたがるが、そんな親ほど自分が無い。とにかく子どもを趣味にせず、自らの趣味でも見つけて子どもを解放することこそが、お互いの生きやすさに繋がると思う。
【2023年8月に書いたブログです】
子育てのゴールについては色々あると思うが、多分それは、その子の生きやすさを見つけること。そのためにはその子の好きやその子の失敗を奪わないこと。未熟な親のその未熟な手助けが、その子の本質を壊すかもしれない。
【2023年4月に書いたブログです】
自分の子どもが下した選択を大いに喜ぶ。自分とは全く違う考えや行動、自分にはできない生き方をしている子ども達を大いに楽しむ。中高大と普通に成長し、一般企業に就職、そんな生き方をしてきた親の中には、はみ出ることを悪とする人もいるかもしれない。けれど子どものその選択をどうか許してあげてほしい。それができたら親子とも大いに羽ばたけるし、親自身楽しくワクワクした人生を生き直せると思うのだ。
【2023年2月に書いたブログです】
子どもたちの仲が良いのは素直に嬉しい。ご近所の相続問題、その骨肉の争いを見聞きするにつれ、兄弟仲は親の責任だと思うようになった。加藤諦三先生も「相続に際して、兄弟が本当に仲が良いかどうかがわかります。」と言っている。だから兄弟仲だけは色々工夫してきたつもりだ。
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