毎日新聞平成17年9月24日(土)の朝刊に80代スイマーの記事がありました。
87歳の川上さんはいわゆる「かなづち」で、82歳で生まれて初めてプールに入ったそうです。今は大会に出るほどになったそうです。
80歳の丸田さんは45歳で水泳を始め、55歳から毎年年齢別の大会に出場、77歳のとき静岡の海で2キロメートルを完泳したそうです。
今年5月の小浜島での大会では、1.5㌔を一時間をきるベストタイムを出したそうです。
実は私、泳ぎが得意ではありません。
子どもをプールに連れて行くようになって、何とか25メートル泳げるようになりました(まだ、途中で立ってしまうことも多いですが……)。かっこよく泳げるっていうだけで尊敬してしまいます。
高級ホテルで治療した方の家に呼ばれるようになってつくづく思ったのが、元気な人こそ普段からそれなりの事、例えばジョギングやスポーツジム通い、普段から治療をおこない、健康に気をつけているということです。
……お金持ちはどんどんお金が入り、健康な人がどんどん健康になる……
大前研一さんがサピオという雑誌の「最強のビジネスマン」講座の中で
この10年間で日本のビジネスマンは「時間がない」「お金がない」「精神的な余裕がない」の「三ない運動」に陥ってしまったのである。
と書いています。
今や週末も休日返上で働く猛烈ビジネスマンは少なくなりましたし、お金がかからないリフレッシュ法はいくらでもあります。
やはり3つ目の「精神的な余裕がない」方が圧倒的に増えたということみたいです。
……今の自分は10年前に思い描いていた自分像……
気持ちの持ちようで人間ってどうにだってなれると信じています。
だから……一歩を踏み出す勇気が欲しい……
82歳で初めてプールに入った川上さんの第一歩は他愛もない第一歩だったかもしれませんが、とても大きな大一歩だったと思います。その一歩を歩き始めるためには大きなためらいがあったと思います。でもその一歩を踏み出せたおかげで、泳ぎだけではなく友人や健康など多くのものを手に入れることができたのではないでしょうか。
平均寿命は年々高くなっていますし、高齢者の医療費も馬鹿になりません。我々30代の人間が定年を迎える頃は医療費は全額負担となり、年金ももらえず、惨めに暮らす人が多くなっているかもしれません。
健康に生きるためにすべての人を巻き込みたいところですが、そうもいきません。
ですから、私の周りの人だけでもしっかり支えあって健康づくりをしたいと思う今日この頃です。
追伸:阿久津先生の言葉は明日書きま~す。
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