北米東洋医学誌North American Journal of Oriental Medicine
Vol.17 No.47 July2010
に「臨床に活かす気の流し方~人を救い自分も救われるために~PART1」題し、東洋はり医学会渋谷支部所属、奏玲治療室岩下先生が寄稿しています
すべての記事が英語と日本語で書かれており、東洋医学臨床英語を勉強したい方にもうってつけの本ですね。
内容は私の拙い説明を聞くまでもなく、読んでいただけたらと思いますが、氏の豊富な臨床経験より、気を理解しそれに通じることが臨床成績を上げる唯一の道で、そのために何に注意しなくてはいけないか等が書かれています。
実際、臨床家には早逝が多いのですが、これは自分の気を存分に使って治すからなんです。誰かを治すことで自分の身体が壊れていっては元も子もありません。
本来なら
The best way to cheer yourself is to try to cheer someone else up.
このマーク・トウェインが言った言葉、「誰かを元気付けることが自分を元気にする一番の方法」ということに臨床も結び付けられるはずなんですよね。
ともに元気になる…
そのような治療がしたいと常々思っていましたので、岩下先生の記事、とても参考になりました。
ちなみに岩下先生には9月19日に行われる東洋はり医学会渋谷支部例会(於麻布福祉会館)で会うことができますよ~
聴講は10名までです(あと数名は大丈夫かな…)。
私が仕切っております。
岩下先生とお話してみたい方、また勉強してみたい方…是非きてくださいね!
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