「おおしたさん」のブログです

2005年6月に始めたこのブログ、鍼灸院をやってた頃のことを含め、今も気ままに書いています。

私立受験一択に導く記事への評

2023年02月21日 | 子育て
市ヶ谷に仕事で来ている長男が議院会館に来てくれました。

代議士にも挨拶できました。

よかった(^。^)





「公立を避けたい」「私立を避けたい」「公立にそのまま行く」「私立を受験する」。このコラムは「公立を避けたい」との結論ありき、そこへ巧みに誘導するもので、何処かの私立校から何かをもらっているのかと勘ぐりたくもなる。

先ずここで出てくるAさん夫婦、子どもには公立中で勉強して欲しかったが、私立の学校に入れざるを得なかったという設定だ。この夫婦は二人とも中高一貫校出身だが、「公立出身の人たちの方がしっかりしているというのが夫婦の共通認識」であり、旦那は御三家出身なのに年収600万円、そういった経済的理由からも、中学受験率が低く公立小学校や中学の評判のいい学区にマンション公立校で育てるべくマンションを購入している。

この公立校を知らないAさん夫婦の公立出身者への評である「公立校出身者がしっかりしている」はどこの誰を指しているのだろう。少なくとも御三家出身の旦那は良い大学に進学しているはずなので、そこで出会う公立校出身者のことを言っているのだと思われる。そもそも首都圏に人口の3割が住んでいるので、公立出身を地方出身者とは断定できないが、地方は公立出身者にも優秀な学生が多いので「しっかりしている」というイメージは地方出身者である可能性が高い(1)。だから首都圏出身のAさん夫婦が地方の公立高出身者に抱くイメージをそのまま首都圏の公立校に当てはめるのはどうかと思う。そして御三家出身で中学受験を控える旦那の年収が600万。本来ならば公立校だよね、との印象を抱かせる数字設定をしたと思うのだが、御三家からの大学だから相当優秀なはずである。その旦那が中学受験を控える子どもがいる40歳前後で年収600万はどうなのだろう。最後に評判の良い学区なのに入学当初からガラの悪い学区の特徴をつらつら書き連ねるあたり、どんなに素晴らしい学区でも私立に行くしか無いと言わんばかりの書き方もどうなのだろうと思った。

part2 に続く)↓ ↓


田舎出身の男性が、東京に出てきて『私立』と『国公立』の立ち位置の違いに驚き
⇨ 確かに多くの地方では、優秀層はまず地元の公立トップ高校を目指す。そこから旧帝大に行くのが定番のエリートコースだ。


早熟な子がいれば歩みの遅い子もいる。その子の歩みに寄り添い育てたいとは思うのだが、なかなか思うようにはいかない。

受験ともなると子を急かせる事が多くなる。空回りすることもしばしばだ。でも私の思いは一つだけ、その子のその「歳」を焦らせないということ。1歳は1歳をしっかり育む、10歳は10歳をちゃんと楽しむ。しかし受験は年齢が全てである。歩みの速い子も遅い子も皆同じ年齢で受験する。

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