孫ちゃん雪道をすごい勢いでガシガシ歩いてる!
元気に育つこと間違いないね(*^^)v
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評判の良い学区なのに入学当初からガラの悪い学区の特徴をつらつら書き連ねるあたり、どんなに素晴らしい学区でも私立に行くしか無いと言わんばかりの書き方もどうなのだろうと思った。
(上記ブログの続き)
こんな感じでこのおかしな家族の物語は進むのだが、とにかく首都圏の公立校は「学区の評判がよくても、学年によっていじめなどの問題は起きうる」という話が最後まで展開する。思うに小学校からの友達が多く上がる中学の場合、関係がわかっている公立中の方がいい場合もある。友達関係を見て、またPTA活動や父兄との距離を縮めることで、子どもの学校生活が真にわかれば、公立中でも大丈夫だと思えるかもしれない。Aさんの奥さんは仕事をしていないので、何某かの活動を通じて学校の様子を見ることができていれば、少しは考えが変わっていたかもしれない。
私立一択に導く記事が多いのでこの記事を紹介した。首都圏の公立中高は人材難で先生の質が悪いという話もある。それはそうかもしれないしそうでないかもしれない。実際何を持って良いのか悪いのかがわからないのでその判断は難しい。我が家は東京の港区にあり、周りのほとんどが私立中学を受験したが、うちは中学までは皆が公立、高校は2人が公立で2人は私立だった。経験から言って、要はその子に合うか合わないかだけなので、姉が私立に行ったからといって、妹も絶対私立に行かせなければいけないということはないし、姉がよい学校に行って誇らしかった、という人の方がはるかに多い。私立だろうが公立だろうが、合う合わないは当然生まれる。そこでの嬉しい、悲しい、辛い、悔しい経験をどうバネにするか、バネにできるようどんな伴走が親にできるか、そこが年長者の腕も見せ所だと思っている。だから教育の全てを学校に任せようとする親の思考の浅ましさに無性に腹がたつのが本当のところだ。私立ありきの思考停止、ではなく、もしも子どもがその学校に行きたいと思った時に応援する、というのが良いと思うのだが果たしてどうだろう。しかし小学2,3年生から塾通いは始まるので、そんな悠長なことは言っていられないのが本当のところだろうとは思うのだが。
とにかく「公立は悪いから私立一択しか無い」という論調で読者の感情を揺さぶりつつ自分の主張を押し付けるやり方、こういう話が私は嫌いだ。私立に導く論調が続けば私立を疑い、公立を重んじる論調が続けば公立を疑う。とりあえずこういう話は鵜呑みにしない方がいい。
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