歩き方について観察すると面白いですよ。
治療院の周りにはビジネスマンも多く、観察にはうってつけです。
いまでは足の形でどんな歩き方を普段しているのかだいたい想像がつきます。
●私も結構、ウオーキングを楽しんでいます。
毎日テーマを設けて外苑の絵画館の周りを歩くようにしています。先週は歩幅を広くする実験をしていました。大またで歩くとどうしても仙骨を垂直に保つのが難しくなります。大腰筋や四頭筋の柔軟性を高めるにはいい方法だと思うのですが、もう少し掘り下げて考えたいと思っています。
この歩き方…ダイエットにもいいですよ
鍼灸とウオーキング、ストレッチ(股関節)、筋トレ(一箇所)、腹式呼吸、そして記録を付ける、っていうことでかなり健康的にやせられます。
何でもシンプルなのがいいですよ。
やることはシンプルを心がける方が絶対にいいですね。東洋医学もこの複雑な身体の全体像を見るためにシンプルな診方を心がけなければいけません。そのためには膨大な資料の読み込みと訓練が必要ですが、シンプルな治療を心がければ治療効果は上がるみたい。
で……ダイエットの話に戻りますが……
食事制限すると脳がストレスを感じて脂肪の燃焼を妨げるそうなので、ほとんどの人が高いお金を出しても挫折してしまいます。サプリメントもプラシーボ効果に頼っているだけだし……最初から激的に変わるとその後に来る停滞期を上手く乗り越えられないですね。
ちょっとした工夫でお金を使わずにやせられるはずです。
歩き方ですが、無駄に歩いている方が多いかも……。
よく見ると、つま先がうまく使えていない人が多いですね。
そんな人はよくちょっとした段差でつまづきます。
横断歩道の白線の縁にひっかかったっていう人には驚いたけど、点字ブロックにひっかかったり、横断歩道を渡り終えた歩道へのちょっとした段差につまづいて転倒する人は結構多いです。
どすどす歩く人は膝や股関節、腰を痛めやすいから要注意。
●指先を抜けるタイミングをうまくつかめば、きれいに歩けると思うんだけど、練習は必要ですね。
野球で速い球を投げようと思えば、指先の感覚を磨かないといけませんね。ボール投げでも指先の感覚がしっかりすれば毎回同じところになげられる。それと同じで、ける瞬間まで意識すれば、ドスンドスンと歩く事は少なくなります。
基本は踵から入って指先へ抜けるっていうこと。
靴の裏を見て下さい。
外側が磨り減っていませんか?
本当は足の指の1~3指で蹴ることができると良いんだけど、足の外側に体重がかかる人は結構難しいみたい。先ず、かかとから着地するとき膝と股関節も連動しないとドスンと衝撃が加わる。それから土踏まずを回りこむようにして母指球に体重を移動する。それから指先に抜けるとき、ちょんと蹴る感じをつかむ。慣れないとすねの筋肉(前脛骨筋)が疲れた感じになる。この歩き方をマスターすると、歩幅も広くなり、膝や股関節にも負担がかからないどころか柔軟になります。
●だんなさんがイギリス人で、フランスに住む患者さんが言っていたけど、そのイギリス人のだんな、朝起きてよる寝るまで靴を脱がない生活をしているから、最初に日本に来た時、スリッパを履いて歩けなかった、っていっていました。
思うに、はだし生活や靴生活の人はちゃんと足を返して歩く(蹴りだす)癖がついているから足を返したときスリッパがずれ落ちちゃうんじゃないかなぁ。
という事は、かかとのないスリッパ等をはいている期間が長いと、足首が上手く使えなくなって、そのうちすねの筋肉(前脛骨筋)やふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋)がかたくなっちゃうんだろうね。
まったく……日本人じゃん!!
本当にまったく……とってもきれいな方がパンプス履いて股関節と膝が伸びない状態でドスンドスンと肩を上下させながら歩く姿を見ると、それだけで幻滅してしまう男は多いです。
歩き方はちょっと意識すればぜんぜん変わる からね。
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