記憶力の低下は老化現象ではありません。確かに年齢とともに記憶する力が弱くなる感覚はありますが、それは思い出すことが難しくなっているためのようです。
特に
- 人の名前
- メガネやボールペンをどこに置いたかわからない
- 電話番号
これらのことは確かに思い出しにくくなりますね。
記憶力の低下とボケることとは違います。
”足が遅い”のと”歩けない”のが違うように、”思い出せる率が下がる”のと”ぼけてしまう”ことが違います。
これは100メートル競走が年齢とともに遅くなるのと同じ事で、さすがに若いときのように早く走ることはできませんが、80歳になっても毎日練習して、大会にも出ている現役スプリンターはたくさんいます。
年とともに思い出せる率が下がることは確かですが、日々の訓練によりそれを防ぐことはできます。
年齢依存型の記憶力低下を防ぐ方法として
- 同じ趣味を持つ異性と付き合う (ホルモンの分泌がよくなり脳を活性化する)
- 興味を持った楽しい学習 (年をとっても知能指数は確実に伸びる)
- 運動
- 脳を傷つけないようにストレスをためない
脳の働きがよくなると
- 怪我をしなくなる (歩行中の分析力も上がりますから…)
- ホルモンの分泌がよくなり抵抗力が増す
- 心臓血管の働きがよくなる (心臓の拍動も脳に支配されています)
生活の中でどんなことがよいかというと
- いろんな事に関心を持つ
- 不必要な記憶は捨てる (コンピュータウイルスを抱えているようなものです)
- 覚えよう、思い出そうと試みる
- いやなことは忘れる (陰気な気分は脳細胞を死滅させる)
- 栄養を取る
- 老後の準備を怠らない
先日私が所属する「東洋はり医学会」で講演していただいた、高田明和先生の「脳を死ぬまで進化させる本、脳から老化を止める」より面白いことを書き出してみました。
上記のことなんて氷山の一角で、他にも面白い記事満載です。
是非読んでくださいね。
先生は思いっきりテレビでも、先日のご講演でもとても楽しそうに話をされて、こっちも嬉しくなりました。
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