「おおしたさん」のブログです

2005年6月に始めたこのブログ、鍼灸院をやってた頃のことを含め、今も気ままに書いています。

記憶力の低下と老化現象は結びつきません。

2005年07月28日 | 健康

記憶力の低下は老化現象ではありません。確かに年齢とともに記憶する力が弱くなる感覚はありますが、それは思い出すことが難しくなっているためのようです。

特に

  1. 人の名前
  2. メガネやボールペンをどこに置いたかわからない
  3. 電話番号

これらのことは確かに思い出しにくくなりますね。


記憶力の低下とボケることとは違います。

”足が遅い”のと”歩けないのが違うように”思い出せる率が下がる”のと”ぼけてしまう”ことが違います。

これは100メートル競走が年齢とともに遅くなるのと同じ事で、さすがに若いときのように早く走ることはできませんが、80歳になっても毎日練習して、大会にも出ている現役スプリンターはたくさんいます。

年とともに思い出せる率が下がることは確かですが、日々の訓練によりそれを防ぐことはできます

 

 

年齢依存型の記憶力低下を防ぐ方法として

  • 同じ趣味を持つ異性と付き合う  (ホルモンの分泌がよくなり脳を活性化する)
  • 興味を持った楽しい学習      (年をとっても知能指数は確実に伸びる)
  • 運動
  • 脳を傷つけないようにストレスをためない

 

脳の働きがよくなると

  1. 怪我をしなくなる  (歩行中の分析力も上がりますから…)
  2. ホルモンの分泌がよくなり抵抗力が増す
  3. 心臓血管の働きがよくなる    (心臓の拍動も脳に支配されています)

 

生活の中でどんなことがよいかというと

  1. いろんな事に関心を持つ
  2. 不必要な記憶は捨てる      (コンピュータウイルスを抱えているようなものです)
  3. 覚えよう、思い出そうと試みる
  4. いやなことは忘れる        (陰気な気分は脳細胞を死滅させる)
  5. 栄養を取る
  6. 老後の準備を怠らない


先日私が所属する「東洋はり医学会」で講演していただいた、高田明和先生の「脳を死ぬまで進化させる本、脳から老化を止める」より面白いことを書き出してみました。

上記のことなんて氷山の一角で、他にも面白い記事満載です。

是非読んでくださいね。

先生は思いっきりテレビでも、先日のご講演でもとても楽しそうに話をされて、こっちも嬉しくなりました。


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