最近の調査によると
筋力も脳細胞と同じようにいくつになっても鍛えればそれなりの効果がある
そうです。
このことはとても当たり前のことなのですが、これまで筋トレは、高齢者には筋トレは向かない、危険だということだけであまりおこなっていませんでした。
筋トレを行うことにより、これまでできなかったことができるようになる、そのことで”自信”がうまれ、最終的にホーム等でのスタッフの負担が減ったというデータもあるそうです。
この、高齢者(主に要介護者)や一般患者にマシントレーニングをしてもらい筋肉を強化する事をパワーリハビリと言う そうですが、このパワーリハビリにより、足の運びや姿勢を改善することで、健康に向けた行動を自主的にとる人もでてきて、介護予防(転倒、骨折予防やひきこもり防止)、自立支援、 介護軽減に大きな効果が現れているようです。
今までできなかった簡単な動作がパワーリハビリをする事によりできるようになった。そしてそれがきっかけとなりいろんなことに前向きになって認知症状も改善した……というのはとてもすばらしい図式ですね。
私としては筋トレ用のマシンを購入するより、日常生活で筋力を鍛える訓練はできると思うのですが、マシンでトレーニングした方が充実感がありそうですね。
私もよく利用している(最近ご無沙汰していますが)近所の区役所の上にあるトレーニング場にはたくさんの高齢者が運動しています。
意識して健康を保とうとしている人はかなりいます。本当にそのような皆さんははつらつとしていて私もがんばんなきゃっ…と思ってしまいます。
意識をどう変えていくか……変えてもらうのか……このことは鍼灸師である私の課題でもあります。
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