うつ症状やパニック症状等々
神経細胞は傷がつきにくいとのことですが、一度傷がつくと治るまで時間がかかってしまうそうです。
組織の修復に最適な時間は眠っている時なのですが、これらの症状は睡れなくなることがしばしばあります。それで修復に時間がかかってしまいます。
治る気配すら感じられないし寝ることもままならない。
それで心配の種は増えていくばかり。
悪循環が悪循環を支える構造になってしまう抑うつ状態、一度症状が出ると治すのが難しくなります。
そう考えると、昨日登場したお父さん、その時かなりきつめのお薬を処方されてはいましたが、そこまで神経細胞へのダメージは少なかったのかと思います。
最近多くなったうつ症状の治療について
2012年09月12日 | うつ、パニック障害、ジストニア等
そのあたりの鑑別はなかなか難しいみたいですが。
あと、抑うつ状態にあった方が鍼灸治療により、良くなっていくという事実。
抑うつ状態にならないようにする事もできるのではないかと思っています。
「未病治」といって、東洋医学には未だ病まざるものを治す、なんて考えがあります。
→おおしたブログ
未病治について
2005年09月29日 | 東洋医学、東洋思想
病気がなくても普段から身体のバランスを五行的に整えておく事で、そうならないようにする。
予防のために鍼灸院に通うという方は少ないので「だるい」「体が重い」「気分がすぐれない」「朝起きれない」といったことが続いたら、鍼灸治療を受けてみるのも手だと思います。
うつ病にも、さまざま種類があると思います。
身体症状があまりなくて、反応が鈍く、目がいつもまどろんでいるような方は難しいかもしれませんが、体がだるい、頭が重い、息苦しい、肩こりや背中の張り、腰痛等、様々な症状を併せ持った患者さんには、治療が有効に作用することが多いです。
治療について、うつ病や神経症、心身症に有効なツボはあると思いますでしょうか?
ツボに関して言えば確実に存在するように思います。
気の流れを診て滞っているところを補い流す。
邪実が認められればそれを取り去る。
そのためには症状や脈に合わせてツボを選択するのですが、人によりツボは違いますが、有効なツボは出現すると思います。
私たち鍼灸師が日ごろ行っている治療は、病気を診るのではなく、人を診る治療だと思っています。
だから手から手へ温もりに触れたとき、身体が良い方向へ向かってくれるのだと信じて毎日治療しています。
目に見える障害に対しては優しいのに、傍目には問題が無いように見える心の問題に対してはとても厳しい目を向けるのが日本の社会。
見た目には健康そうなのに、これだけ自殺者が多いのって、どう考えても異常としか思えません。
そんな国でも生まれた国、大切な母国。
海外に住んで、日本ってすばらしい!ってホント思いましたから…
息苦しい世の中ですが、少しの時間でも生きててよかったな、なんだか楽しいな…なんて思ってもらえれば儲けもの!
皆んなしんどいんです。
だけどどっこい生きている。
午後は暑くなりそうですが、みなさんガンバりましょう!!
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