昨年図書館で手にとったスマナサーラ先生の本に腑に落ちる所が多々あり、借りてはせっせと読む毎日…
最近は一章ずつノートに要約するような、そんな感じなのです。
先週先生の講演会が中野であるのを発見し、講話を聴きに中野まで言ってきました
テーマは
「『ブッダの友情論』~仏教は「友情」の教えである~」
子への愛着、友人への愛着
愛着は自我を形成し、自我は自らを優先することにつながる
結果愛着は人間関係を崩壊させる
友情に愛情、「情」には感情が割り込む
感情は自分本位の考えなので、不幸が生じる
ちょっと極端過ぎるとも思うのですが、このような考えは今まで無かったので新鮮なのです。
(ただ、愛情、愛着、情、自我、理性等々…、言葉の意味がもう少し深く理解できるといいのですが…)
でも…「んっ?」
なんだか2年前に行った10日間のヴィパッサナー瞑想での講話に似ているぞ!
ネットで調べてみると「上座部仏教」とか「ヴィパッサナー」とか出てて、「あっ…つながっているんだ」とここにきてはじめて理解^^;
それにしても上座部仏教という名称、知らなかったです。
で、またまた調べてみると「小乗仏教」のことではないですか。
いつの間に名前が変わっていたのかと…
小乗仏教は「修行をした人しか救われない」との理解です。
それで多くの地域で大乗仏教が流行ったと理解しています。
過去も未来も変えられない。
とにかく今を大切に生きる。
ヴィパッサナーではそういうことを学びましたが、スマナサーラ先生もそれを何度となく言っています。
上座部仏教は坊さんだけの仏教だったかもしれませんが、内容はかなり実践的!
日本ではびこる仏教は形式だけになっているものが多々あるので、そういった意味でも新鮮な感じがします。
「去る者追わず来る者は拒まず」
「気持ちが向いたらやってみてね!」
って感じだし、日常に取り入れやすいのもいいかと…
ところでうちの田舎は浄土真宗
五木寛之さんや他の著名人が歎異抄面白いよ!って言うんで、読んでみたらなかなかに面白い!
それまで法事でしか出会うことなかったのですが、親鸞もチョコチョコ学んでます。
「善人なおもって往生を遂ぐ、いわんや悪人をや」
だけじゃないんです
これ書いた唯円さん、スゴイです!
とかなんとか書きつつも…
興味はあれど宗教にはまだまだ疎い私です。
語るに語れなくこれ以上書きようがないのですが、上座部仏教紐解いて、なんと言いますか、人に対して温かくなれるといいますか…
不安や焦りはまさに自分が勝手に作り出したもの
環境はあなたを優しく生かせてくれるような所ではない
環境にとってあなた一人ぐらいいてもいなくてもどうでもいい
確かにそりゃそうだわなぁ
だから目的を変えてみる。
環境とか周りとかじゃなく…
自分自身が他者に慈しみを持ち、自分自身がしっかり生きることを目的とすべき!
どんな環境も慈しみを持ちしっかり生きている人に対しては無力!
自分が変わる…
見方を変える…
これって…アドラーじゃん!!
あっ「慈しみ」という言葉ももう少し高いレベルで意味を理解したいところですね。
で不安や焦りをなくす方法として
朝に晩に「生きているものすべてが幸せでありますように!」と唱えるとよいとのこと
…というのが昨日の朝弁で学んだ事。
道すがら歩いてくる人皆にこれを実践。
すると少し優しくなった感じです(少しだけだけど…)。
誰もかれも敵じゃない!
こういう気持ち大切だって、アドラーさんも言ってましたよね!!
そんなこんなで…
「慈愛」の心で毎日を過ごす
私には必要なことみたいです(^^♪
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