子どもの肥満に改善傾向、視力低下は過去最悪 08年度
子供の肥満に改善の兆しが出てきたことが、文部科学省が11日まとめた2008年度の学校保健統計調査速報で分かった。5歳から17歳までの各年齢のうち、10歳を除くすべての年齢で07年度より肥満傾向児の割合が低下した。一方で視力低下の増加には歯止めがかからず、幼稚園児と小中学生で過去最悪を更新した。
全国の5―17歳が対象で、発育状態については全体の4.7%(約69万5000人)、健康状態は22.6%(約332万2000人)の子供を抽出して調べた。
身長から算出した標準体重を20%以上オーバーしている肥満傾向児の割合は5―8歳で2―7%、9―17歳では10%前後でほぼ10人に1人。前年度と比べると10歳が0.1ポイント上昇したのを除き、すべての年齢層で低下した。(21:02)
子供の肥満が解消されつつあるのは、良い事ではないだろうか?
しかし視力の低下が、幼稚園児と小中学生で、過去最悪を更新したと言うのは嘆かわしい限りである。
以前は近視になるのは中学か高校に行くころからが大部分だったかと思うけれど、幼稚園児まで近視が増えていると言うことにはちょっと驚いた。
私は高校2年生の頃から、近視になってだんだんと度が進んでいって、眼鏡をかけなかったら壁のカレンダーの字も読めないくらいだったのだけれど、
60歳が近づいた頃から段々と視力が回復してきて、
今はちょっと離れた壁のカレンダーの字も、見分ける事が出来るようになってきた。
老眼になると、近視が治ると言う話も聞いたことがあるが、
老眼鏡も64歳頃まではかけないで新聞も読んでいた。
昔近視は水晶体がどうとかのメカニズムを習った事が有ったけれど、
この水晶体の形というのも、そんなに固定したものではなくて、
変容もできるものだから、私の近視も改善され得たのではないかと思うのだけれど・・・・・
幼稚園児の視力まで下げていると言うのは、
今の時代が先が見えない社会であるということに起因して廃ないだろうか?
親が先行き不透明な今の社会に、先が見えない思いをしているから、
子供にもその気持ちが写ってしまって、
遠くを見えにくくしているのではないかと思えて仕方ない。
今日も晴れて、12月中旬にしては暖かかった