原子力発電所の耐震基準は、震度でどのくらいを想定して作られているのだろう?一部で基準上回る揺れ=浜岡原発5号機-中電
駿河湾を震源とする11日の地震で、浜岡原発(静岡県御前崎市)5号機の原子炉建屋1階で観測された数値が、耐震設計で想定した揺れを上回ったことが21日、分かった。中部電力は「安全性に問題はないが、より詳細な評価をしていく」としている。
同社によると、敷地内の地盤や建物、耐震設計上重要な原子炉建屋などについて、地震観測記録と設計上の想定値を比較した結果、3、4号機はすべての設備で想定値を下回ったが、5号機は、原子炉建屋1階で488ガルを記録、想定値(484ガル)を上回った。ほかの場所は問題なかったという。(2009/08/22-01:48)
まさか今回の駿河湾地震の震度6弱を、最高の震度と想定していたと言うことは無いと、期待するけれど・・・・・
少なくとも震度7強を想定していなかったら、地震国日本において万全の地震対策をしていることにはならないのではないだろうか?、どんな地震が来ても大丈夫なように、設計されていると常々政府は保障しているのだから。
ところが今回の震度6弱の地震でも、浜岡原発5号機は、僅かにしても想定値を上回る揺れを観測していたと言うことである。
もし次に、長年恐れられている、関東大震災のような地震がこの地方を襲ったらどうなるのだろうか?
それでも浜岡原発は、5号機も復活させようと、まだ模索しているそうだけれど・・・・・
麻生総理は国の安全について、本気で考えられた事があるのだろうか?
北朝鮮しか、国の安全を脅かす者が無いかの如き仰りようであるが・・・・・
こういう大きな事業は、官民一体の利害関係が強くて、アソーさん個人の采配ではどうにもならないもんなんでしょうかね?
石油、原発の次に来るエネルギー源として太陽を利用した発電を、日本がリードしてくれたら良いと思います。
麻生さん一人ではどうなるものでもないのかもしれませんが、あれだけ国の安全安全と叫ぶのであれば、
原発の安全について危惧を表明するくらいの事はしても良いのではないかと思ったのです。
今の国防を唱える人たちには、日本再軍備志向からの発言が目立つ様な気がしませんか?
国を守ると言うのは、表面上の大義名分にしているだけで、
本音は軍備に多額の予算を計上させたい、
そうすれば軍備を調達する事で莫大な袖の下が入る。と言う事が彼等の本音なのではないかと言う気がして仕方ないのです。
道路族議員と言うのが、むやみやたらに道路を拡張させ続けたのや、
ダム建設を地元の反対を押し切って、創らせようとしているのと、動機は同じようなものではないかと言う気がします。
でも軍事族議員が、一番悪質だと思われますね。
ことさら近隣の国々と不仲になるように、手下達をあおって、険悪な国際関係を醸成させておいて、
国を守るために、軍備拡張を・・・・・と言うのですから。
愛国心教育を唱える人ほど、愛国心が皆無のように思えてしまいます。