熱伝導率9倍、電気化学工業が絶縁性素材 東北大教授と共同開発
電気化学工業は東北大の阿尻雅文教授と共同で、従来の有機・無機複合材料に比べ熱を伝える効率が約9倍の絶縁性の素材を開発した。高温でも動作する半導体や自動車、発電装置などでの利用を見込む。
絶縁体のエポキシ樹脂に組みあわせる充てん剤の素材を見直し、効率よく熱を伝えるように樹脂の中で縦方向にそろえて並べた。これまでの素材は樹脂の中で分散し、熱が伝わりにくかった。熱伝導率が高い素材として利用されているセラミックス関連素材に比べ製造コストを抑えられるうえ、強固な素材を作れるという。
新エネルギー・産業技術総合開発機構の委託事業。10月末に開催される日本熱物性学会で阿尻教授が発表する予定。(10:25)
すごい、熱伝導率9倍ですって!
やっぱり日本の研究者ってすごいんですね。
科学や工業の分野の研究は、此れまでに総て開発しつくされてきていたかと、素人考えで思っていたのですが、今も日進月歩なのですね。
それなのにどうして未だに核融合は出来ないのかな?と無理な注文をしてもしようが有りませんが・・・・・
でも、政府はどうして原発に此れまで以上に頼り続けようとするんでしょう?
日本の技術者はこんなに優秀なのだから、本気でクリーンエネルギーを求める積りになったら、いろんな技術が生かせてくるのではないでしょうか?
新政権は原発に放射能汚染が無いと、本気で思っているのでしょうか?
10年度予算:原子力関連概算要求 前年度より増額 今後の査定が焦点に /福井 10月24日18時1分配信 毎日新聞
今日から臨時国会が始まるけれど、民主党は国民の生活が第一と言っていた事は今も覚えてくれているのでしょうか?
観念的なことだけでなく、実質的に国民の生活を第一にしてもらいたいものですね。
公害はCO2だけではないと言うことも、肝に銘じて・・・・・
追記
鳩山総理所信表明演説全文
鳩山政権は明らかにしていませんが、このような素晴しい技術の世界への支援・新産業とか新技術の開発支援等を充分行ってもらいたいです。
癌ワクチンでも、日本は素晴しいのですが、臨床試験のための資金が圧倒的に不足して、研究者が不安を抱いています。また、iP細胞の山仲先生(京大)等への研究費は米国の10分の1以下です。これを鳩山政権は解決するのでしょうか。
話は変わりますが、やはり、原発は危険ですね。YOU TUBEで「原発の危険性」を是非見て下さい。映画「東京原発」の一部の恐ろしい映像が見れます。お薦めです。
また、鎌仲ひとみ監督の「ぶんぶん通信」のDVDもお薦めです。(1枚2000円ですが)
鳩山政権には無駄な自然破壊公共工事を止めて浮かせた予算を、有用な研究への支援にも使って欲しいですね。
昨日NHKで原発の危険性問題点を説くドキュメンタリー(再放送)をやっていました。
フランスは核廃棄物処理工場なども造って、かなり原発に力を入れているようですね。
しかしどんなに原発を造っても原発で世界中の電気エネルギーを賄うには遠く及ばない(ウラニュームの量から言っても)から、CO2削減にそれほどの効力がある明けでは無いのに、地球環境の汚染は確実に起こると言うことです。
どうしてこんなもの何時までも作り続けようとするのでしょうね