セッション^_^
非常に楽しみです。
さて前回の続きです。
ここで高梨乳業の社長は考えます。
これらの乳牛から集めた牛乳を
売り出したらどうだろうか。
しかし言うのはたやすいですが、
実現となれば難しい。
酪農家ではバルククーラーという
冷蔵タンクにその家の牛全部の乳を保管し、
それを農協のタンクローリーが
巡回して集めています。
4%以上の牛乳を集めるには農家が
冷蔵タンクをもう1つ追加し、
集荷するタンクローリーも別に必要です。
それでもせっかく地元の工場を
引き受けてくれたタカナシ乳業です。
農協では要望に応えることにしました。
地理的に便利な3戸の農家を選び出し、
その農家を説得して乳脂肪分4%以上
の牛だけからの牛乳を別に保管してもらい、
工場に運んだのです。
これは成分無調整の牛乳として
パック詰めされ、釧路空港から
空輸され、小売価格が1リットル
350円という超高級牛乳として
売り出されました。
これが都内で高い評価を得たのです。
続きは次回。
最新の画像もっと見る
最近の「日記」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事