サービス業・小売業など色々な業界で高級といわれる
ものが徐々にでありますが売れ始めているという
話を聞きます。
消費税率の関係もありますが、ただ、それだけでは
なさそうです。当たり前の話ですが、衣食住それぞれに
安いものから高いものがあり、自分に合うであろうものを皆様
選びます。ただ、衣・食においてはまだ、取り返しがききますが
”住”についてはどうでしょう?
ここに、最近ヒットしている、真剣に家づくりと
向き合っているお客様がとても多いのです。
そこに世情をからませて考えてみると興味深い話となります。
例えば『高齢化』『少子化』『人口減』から見えてくるもの...
また、日本を代表するような小売業などが正社員化
(↑良い人材を確保するという意味です。)しているこういう時流から
考えてみると...そうなんです。
明らかに人手不足の時代が近い将来訪れます。住宅業界
においては、職人さんが不足し、職人単価が上がります。
という事は、会社としての原価が上がるわけです。
これは価格の安さを最大の武器として、価格訴求型
で販売してきた会社のやり方が近い将来、出来なくなると
いうことを意味しています。
つまり、低粗利ながら、数をさばくことで粗利額
を稼いできた住宅会社がやっていけなくなることが
現実となると言う事です。
なぜだと思います?
それは、職人さんの数が減り、職人さんの価値が
これからどんどん上がるからです。
ですから、時間に追われる仕事をしなくなります。
職人さんの回転数を上げる事で勝負してきた会社が
時代に合わなくなるのです^^;
逆に価値訴求がしっかりと出来ていて、他社よりも
若干高いけどお客様に選んでいただける、
更に適正な粗利益率を確保出来ている、
職人さんに同業よりも少し高い賃金を払える、
こういう会社であれば、とても安心できると思います。
更に理想なのは、業者さんたちと共に学び、
共に育つことが出来る住宅会社。
協力業者さんと共に質を高められる会社が理想でしょう。
ローコスト一辺倒で、価値訴求が出来ない住宅会社さんが
行き詰っていくなぁ、と強く感じるこの頃です。
これからは、適正価格でお客様に選んでいただけるようになる会社
だけが生き残っていくのではないでしょうか?
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