【第552回】時代は流れる

最近、スマホで世界を席巻していたサムスン電子の

業績が下がっていると聞きます。

中国と台湾の企業の協働によって1台１万円のスマホ

の世界シェアが一気に上がってきているそうです。


アップルやサムスンが１台１万円で販売する事は

不可能でしょう。

アップルは世界中に熱狂的なファンがいますし、

ジョブスのファンは多いですから、多少高くても

購入する人はいるでしょう。

しかし、サムスンはブランドではアップルと比較

するとかなり劣ると思います。


つまり、数年すると、サムスンも日本のパナやシャープ

のように衰退するかもしれません。


ここで言いたいことは、『過去、我が社はこういう

やり方で成功した』という成功体験、収益モデルが

長続きしない環境にどの業界もなっております。

だからこそ、市場環境の変化、ライバルの変化、

顧客ニーズの変化に適応し、我が社をつくり変える

事をやり続けなければならないと思います。

絶対に譲れない部分と時代に適応する部分それが

両輪となり、重い押し車をゆっくり押すイメージ

と言いましょうか、世の中のスピードを意識しつつ

内向き戦略をさらに深めていく事を意識することが

会社を長期に渡り維持していく方法と心得ます＾＾