昔のトステムのトップセールスマン。
今現在は、住宅関係のコンサルを
行っております。
その彼が北海道の旭川市に配属され
5年間赴任したのですが、1年目の
時のドキュメントです。
では、ご覧ください。
「冬は氷点下10℃以下が当たり前。
寒い日は氷点下20℃以下という
こともありました。
そんな北海道では、基本的に冬、
暖房機器はつけっぱなし。
家に居るときだけ付け、外出時に
消していくと大変な事になるのです。
一度、ストーブの灯油が真冬に切れて
しまい、2日間、暖房を一切しない
部屋で過ごしたことがあります。
あまりに寒すぎて、こたつの中から
出ることができませんでした。
そして灯油を入れていただき、
ストーブをつけたのですが、
家全体があたたまるまで、丸2日、
ストーブは最高出力で燃え続け、
通常2ヶ月近くもつ灯油が1ヶ月
持たなかったのです。
このときに私は学習しました。
断熱材や木材が熱をため込んでしまうと、
その暖かさを維持するのにエネルギー
は大して必要としないが、一旦、断熱材
や木材がキンキンに冷えてしまうと、
それらをあたたかくするために莫大な
エネルギーを必要とする、と・・・。
だから北海道の冬は、旅行などで長期外出
する際も部屋の暖房を18℃設定などにして、
つけっぱなしで出かけるのです。
これは、北海道の家の基本的な断熱性能
が高いからOKな話であって、
今の日本の次世代省エネ基準や
長期優良住宅という、
くそレベルの基準をクリアした程度の家では
こんなことやったら、暖房代がもの凄いこと
になってしまいますが・・・。」
如何ですか?
暖房機でどうこうする問題ではないという
事がお分かりになりますか?
このような一次情報の説得力はやはり
違いますね^_^
一次情報の大切さ痛感します。
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