ついてきて下さい!
ではいきます。
熱伝導率と厚さの関係
で導かれる熱抵抗値こそが重要だということを
理解すると、断熱材選びが面白くなります。
省エネ基準の計算方法が改正されて、
外皮平均熱貫流値(UA値)が導入されました。
外皮全体の熱貫流率を平均したものです。
話を簡単にしますね^^ 平面が3.6m×3.6m、
天井高が2.4mの単室の平屋を考えてみましょう。
床、屋根、天井とも熱伝導率0.038W/m2Kの
グラスウールを厚さ100mmで、
熱貫流率は0.038W/m2K÷0.1m=0.38W、
窓はアルミ枠のシングルガラスでU値は4.65W/m2Kとします。
外皮の表面積は60.48m2で、窓面積は3.3m2、
窓以外の面積は57.18m2です。
まず、UA値を計算してみます。
「0.38×57.18/60.48+4.65×3.3/60.48=0.36+0.25=0.61」となります。
この計算式から読み取れるのは、窓面積に対して窓以外の
面積が約20倍もあるのに、壁から熱が逃げる量(0.36)
は窓から熱が逃げる量(0.25)の2倍もないということです。
つまり、窓が極めて熱的に弱いということが分かりますね。
続きは次回^^
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