初鹿 史典の熟成を楽しむ!

【第2321回】さらなる飛躍。

さて、昨日の続きです。「津野浩一」とは何者か?社員皆が疑問だった当時
この第一声でもりぞうに留まったスタッフはこの会社は必ず良くなると確信しました。

 それは、「前社長を決して悪者にはしない、彼を含めて皆で勝ちにいく、その為には木曽ひのきの
ブランド価値を一層高める」と高らかに宣言したのです。

 具体的に言うと、当時は3.5寸角の木曽ひのきを使用しておりました、これは【第28回】で
ご案内した少しでも数をおった為に出てきた苦肉の策で木曽ひのきの価値を自ら落としていました。
それを全て正4寸角の材料で価格を勝野社長にもご協力戴き据え置いて戴きました。

 そしてここからです。【第28回】でご紹介した5トンでも折れない(ヤング率120平均)
木だけを選定してもらい、年間3万本しか取れない木材だけを仕入れる方法に変えました。
これは9県下(令和元年では12都県下)でで250棟分にしかならない超プレミアの木材です。

この材料をもりぞうのコンセプトに賛同戴いたお客様に市場では決して真似できない価格で
ご提供しようという思い切った判断でした。つまり、数を負わないと決めたのです。250棟で打ち切り!
大東京でも年間20棟しか建てないことを決めたことになります。

 こうなるとスタッフは本気になります。木曽ひのきの価値に勝野の製法プラス希少性が加わった
訳ですから・・・今まで止まっていた時間が一気に動きだした感じで社員一同が生き生き
としだしたのです。

 あれから11年お陰様をもちまして、優良企業との事業提携などがあり、さらにそこからの
発展が見込まれます。。着実に年輪を重ねるように会社が成長していっているのが分ります。
この実感は本当に「熟成を楽しむ」が如く娯楽にも近い感覚で、楽しくてしょうがありません。


今後の展開が楽しみですね^^
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