初鹿 史典の熟成を楽しむ!

【第452回】抽象化で本質を掴む

私が個人的に気に入っている抽象化のやり方に

戦略ストーリー本を読むことがあります。

その会社が進むべき方向性が戦略の中に多分に

練りこまれている会社はぶれない論理をもっています。

私はベストプラクティスとかケーススタディ的な

学びはあまり意味が無いとおもっております。

しょせんはそのケースの文脈に埋め込まれた断片的

要素にすぎません。ですから要素の繋がりまで

踏み込んだストーリーを理解し、そこから戦略思考

の支えとなる重要な論理を掴む事に注視します。


前回までのお話の中で、もりぞうが目指すスタンス

のお話をさせていただきましたが、この会社の面白い

ところはまさに戦略ストーリーをお客様が知れば知る程

もりぞうファンになってしまうという驚きです。

一般的に顧客が会社の戦略を知るという事自体ありえない

話ですが、実はここにビジネスチャンスがあります。

人は一度好きになった会社を応援したくてしたくて

たまりません。そして、それが突き動かされるような

面白いストーリーであればある程、力が入ります。

このブログを見て下さるオーナー様も多数いらっしゃい

ますが、おおよその方が「もりぞうの方向性いいね!」

とまるで株主みたいたな存在でお会いした時など

は接していただけます^^

このストーリーをお客様も含めた全員で共有していれば、

自分の一挙手一投足が戦略の成否にどのように

関わっているのか、一人ひとりが根拠をもって日々の

仕事に取り組めます。

戦略がどこか上の方で漂っている「お題目」ではなく

「自分の問題」になり、自分が登場人物の一人である

事が分れば、その気になります。こうした総力がとてつもない

強い力となると思っております^^

これからも応援の程宜しくお願い致します。
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