初鹿 史典の熟成を楽しむ!

【第692回】床の温度をいかに快適にするか

先日は、営業ミーティングにて

非常に有意義な時間を過ごさせて

頂きました^^

のびしろがある組織は良いですね^^

良い夢を見ていきます^^

さて、前回の続きです。

外気温0℃、室温20℃とした場合、

壁などの表面温度は0.4℃の差しかありませんが、

窓の表面温度に関しては3℃もの差があります。

窓強化型は冷輻射がないのはもちろんですが、

床付近の温度も高く保ちやすくなります。

U値が4.65程度の窓だと、窓付近の空気は冷やされます。

冷やされた空気の比重は重くなるので床近辺にたまり、

そして動き始めます。

空気の重さは、温度によって、わずかな比重の違いでも

重いものは下に向かい、軽いものは上に向かいます。

U値が1.7程度の窓になってくると冷輻射がほとんど

ないだけでなく、温度差による気流の発生、

床付近への冷気たまりもほとんど解消されます。

これらからは、UA値が同じで断熱強化する場合、

熱的に弱いところから強化したほうが費用的にも

熱環境的にも極めて合理的であることがご理解

頂けると思います。

続きは次回。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「住宅」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事