初鹿 史典の熟成を楽しむ!

【第2545回】風の災厄

今回の台風被害は小さくて

安心しました。


さて、前回の続きです。

2019年の台風15号により、風が

脅威であることを思い知らされました。

2018年の台風21号でも、強風によって

タンカーが流され関空の橋梁が壊れる

災害が発生致しました。


風といえば竜巻が筆頭に挙げられますが

被害の拡大性を考えると台風はとても

怖いものです。


建物の構造計算、

実は地震以上

に風に対する強度で決まっている家が

少なくありません。


地震という振動による力よりも、一方的

に押される風の方が力が

大きくなるのです。

特に重量が軽い木造で、階数が増え細長い

建物になると、多くは耐震性よりも耐風性

で決まります。


水の災厄では、家は足元から

被災しますが、

風の災厄では家は屋根から被災し、同時に

雨によって被害を大きくします。


続きは次回。。


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