初鹿 史典の熟成を楽しむ!

【第403回】『十勝バスの奇跡』

先日、奇跡体験アンビリーバボーでとても為になる番組が放映されて

おりました。その名も『十勝バスの奇跡』です。



倒産寸前だった北海道帯広市の小さなバス会社に転職を余儀なくされた男性が、

10年間にわたる紆余曲折を繰り返しながら会社を立てなおした実話です。


決意



主人公である野村文吾さんは、33歳の夏に父親から突然呼び出されます。

そこで聞かされたのは、父が長年経営してきた会社である「十勝バス」

をたたむことにしたという話。文吾は当時、西武グループに務めていましたが、

結果的には父の跡を継いで十勝バスの再生を決意します。



試練



ところが「社長の息子」として入社して感じたのは、従業員たちの戸惑いの空気。

社長である父からも「一切口を出さない」と言われ、文吾はいきなり苦境に立た

されることになります。




苦悩



そして会議で、「苦境を脱するために営業をしましょう」と訴えるものの、

返ってくるのは「東京と違って帯広では無理だ」という素っ気ない反応。しかも

顧客からのクレームが入る現場にはホスピタリティの精神がまったくなく、

絶望的な状況。いくら改善を提案しても「昔からそうやっているので...」

という返答があるばかり。



先輩の助言



そんななか文吾は、若い経営者や次期経営者が集まる帯広青年会議所に入会。

そこで2人の先輩と出会いますが、飲んだ席で口から出るのは愚痴ばかり。

やがて先輩から「おまえが会社をダメにしているんだ」と指摘され、戸惑うことに。

しかしその理由を聞いて、我に返ります。






「一緒に働いてくれている人たちのことを、もうちょっと愛せよ。

おまえは十勝バスで働いている人たちのことを『敵だ』と思ってるだろ。

そう思っているうちは何も変わらないよ」


この言葉を聞いて衝撃を受けた文吾は、言われたとおり、従業員を愛することを

意識しようと考えはじめます。そして叩かれ続けながらも従業員の言葉に耳を傾け、

それらを肯定し、地道な努力を重ねていきます。するとその結果、「奇跡」が起こることに...。

この番組を見ていて思ったことは、皆さんそれぞれだと思いますが、

私はこの方から、価値観を変えることの素晴らしさを学びました。


物事を変えるにはまずは自分から....^^ とても勉強になりました。

本を買ってみます^^
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