初鹿 史典の熟成を楽しむ!

【第2761回】素材や製法への拘り

前回の続きです。

 

ゼオライトは太古の昔の火山活動によって

生じた火山灰が堆積し、地設変動によって

大きな変圧を受け、約500万年から1000万年

の長い年月をかけて結晶化したアルミノ珪酸塩

の総称ををいいます。

 

主成分のケイ素は食品添加物としても認可

されるなど極めて安全性の高い鉱物です。

このゼオライトは超多孔質で、1gあたりの

被表面積は約350m²(テニスコートの約1.5倍)

ともいわれる広大な面積を有する優れ物です。

身近な所では猫用トイレや農作物のための

土壌改良、金魚の水槽の浄化などにつかわれています。

 

また、『天然スタイル土壁』では、焼成していない

生の珪藻土にこだわっています。

そのため、アメリカはネバダ州の広大な土地

から産出される「生の珪藻土」を乾燥させた

「乾燥珪藻土」を輸入し、主成分として配合しています。


珪藻土は植物性プランクトン・珪藻が長い年月を

かけて化石になったもので、多孔質

(スポンジのように無数の徴細な穴が空いている)の土です。

この穴が臭いの吸着や調湿の役割を果たしてくれます。

 

因みにこのような材料が壁塗り材に入って

いるとしたら如何でしょうか?

 

病院の待合室まで入っていける(病棟まではさすがに難しい)

というお話もリラックス効果や消臭効果から頷けます。

 

素材や製法に拘りを見つけるという事も楽しいものです。

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