初鹿 史典の熟成を楽しむ!

【第2807回】ファン化する現象づくり

過去の話ですが、今から15年前に、

子育てママの不満を解消するポイントを押さえた、

家事楽間取りのモデルハウスをつくり、

当時の最適なマーケティングを行うと、

モデルハウスOPEN時には、

2日間で100組以上のご来場がある

ビルダーがおりました。

 

来場が多いビルダーだと、

2日間で約400組の来場があったりしたものです。

 

今から15年前というと、

団塊ジュニア世代が家を建てる時期と重なり、

更にまだ日本の人口も減っておらず、

とにかく家を建てたい方が多かった。

 

更にユーザー様の情報収集手段が紙しか無く、

住宅会社のモデルハウスやイベントに行かないと、

いろんな情報収集ができなかったこともあり、

とにかくユーザー様が動いてくれた時代です。

 

でも今は、家を建てる世代の人口も減り、

来場せずともスマホでいろんな情報を

収集できることもあって、

来場数は以前と比べてどの会社も減っているのです。

 

そんな中、ある一定数のビルダーの中には、

来場からの成約率が飛躍的に上昇している会社

があります。

 

ある県において、間もなくナンバー1になる、

注文住宅のビルダーでは、

来場からの契約率は約28.9%。

 

これは年間200棟以上の注文住宅会社としては、

おそらく日本一のレベルかと思います。

 

この高成約率の要因は、

 

・ターゲットが明確で、

そのターゲット層が価値を感じる情報を

WEB上で発信できている

 

・社内の雰囲気やスタッフのキャラを

SNS上でしっかりと表現できている

 

・価格と仕様を明確に発信し、

来場前にお客様が予習できる環境をつくっている

 

・お客様来場後の接客や商談のレベルが高い

 

ということです。

 

すなわち、マーケティングとセールスのレベルが、

日本トップレベルということ。

 

10年前のような来場数は見込めない中、

接客数からの成約率を高めることは、

住宅業界における各社の命題になっているかと思います。

 

高成約を実現するための取り組み、

しっかりと学んで実践していきたいですね。

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