初鹿 史典の熟成を楽しむ!

【第2904回】断熱材の長期維持性能

建築会社側から見て断熱材どれが良いか、

と問われたらやはり、ネオマフォーム

と答えるビルダー様は多いと思います。

 

実際にはどうか...

良い断熱材とはわかっていても手が出ない

のが、このネオマです。

 

ですから、安価なグラスウールや

ウレタンフォーム

に走っている会社が多いのが実情。

 

 

先日、旭化成の勉強会に出席した際に

伺ったのは、断熱材の長期維持数値という言葉。

 

旭化成ネオマフォームの断熱係数は0.02

他の断熱材で性能の高い断熱材は0.022なので

「ほとんど変わらない」と思った方

びっくりしますよ。

 

旭化成では1年~25年までの平均値を出し

断熱係数を表示しております、つまりこの

0.02にはとてつもなく価値があり、

経年変化がほぼ起こらないと言っているのと同じ。

 

反対にほとんどの断熱メーカーが表示している

数値は初期数値、ですから25年後はどの位劣化

しているかが分からないという状態なのです。

 

因みに欧米でも旭化成と同じように25年間の平均値

を断熱係数表示として表現しており、

ただただ、日本が遅れております。

理由はお察しの通り、既得権益のある断熱メーカー

や大手住宅メーカーが反対しているからという事。

 

2030年のSDGS・2050年のカーボンニュートラル

の実現に向けて必要不可欠な断熱材となる事

間違い御座いませんので、ネオマの布教活動を

続けて参ります。

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