キッチン廻りの小物選びを本気で楽しんでおりました。こちらまでなんだか嬉しくなります。
さて、前回の続きです、ではいきます。このお客様には本当にどうしようも
無い位ご迷惑をお掛けしました。でも数ある住宅会社の中から私どもに決めて
いただきました、ご契約の調印の日思わず、「本当にご契約で良いのですか?」と
訪ねてしまった位です。
この時お客様が仰ってくれた言葉で私は、この仕事が大好きになりましたし、
極めてみたいと本気で思いました。 それはこんな言葉です。
「色々ポカをするので、不安になった時もあって、妻と相談して他社に決めようか
という話も出ました、ただそう思うとなんだか買わされる気持ちが強くなり、家づくりが楽しく無く
なってくるんです。他社さんのセールストークは納得出来るものだったんですが、モノを
売っている感じで素直に楽しめないのです。その点、初鹿くんはたどたどしいのですが
私達の暮らしを一生懸命考えてくれたのです。(勿論上司の助けがあってこそです。)
そして何よりご自分の会社が好きなのが伝わってきました。」
そうです、たったこの2点で決めて戴いたのです。
住宅業界は飽和状態です、ローコストメーカーが犇めき、大手ハウスメーカーまでもが
安売りをする昨今、自分の会社にポリシーを持って家づくりに携わっている人は極わずかだと思います。
無理やり自分の会社を好きになるのは酷な事だと思いますが、それでも誇りを持って家づくりを楽しんで
もらいたいです。
自分たちの会社がどんなコンセプトを持っていて、それがどういう働きをするか、しっかり
と伝えられる会社が増えることを願います。
そして、時代はモノからコトへ・・・家を売るのでは無い、私達は暮らしを提供しているの
だという強い信念の基、これからもお客様と出会って行きます。ではまた。
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