どこへ行くでもない休日

台風の傷跡が深い。とても遊びに出かけるなんという気分にもなれず、
パソコンを前にひたすらネット。こんな過ごし方しているから時間が経つのが早い。

金曜日の夜にいやなことがあって、もう何もする気力がなくなってしまった。

テレビのニュースもかなり見た。落着きを取り戻しつつある被災者。
そこへメディアの取材が行く。そしてあるところに目をつける。最近はいつもそうだ。
自治体の判断は正しかったのか。かならずここをほじくりかえすようになった。

やれ避難指示を出したのが遅かったのでは？てか避難指示出したのか？
突っ込みどころを見つけると追いかけて行って吊し上げだ。
だけどマスコミにできることだってあったんじゃないかと思う。

ヘリだって飛ばしてたんでしょ？危なそうな場所はつかんでいたんでしょ？
だから決壊の瞬間を捉える事ができたんでしょ？人の事言えるんですか？

特に残念だったのは、もっとヘリコプター出せた消防や自衛隊、
それと被災者の方の食事が圧倒的に足りていなかった事。
自治体なんて地方によっては財政難に苦しんでいて、ろくな準備は無い。

そこは国として取り組む早さが欲しかったともおもうけど、
最終的には自分の家に迫りくる危険を察知して、逃げ場所へ行く等の個人の判断。

家を捨ててショッピングセンターの上へ上がった人は良い判断だった。
そう、避難指示が聞こえなかったなんて言ったところで、自分を守るのは自分。
家長ならばそういう判断をできたかどうがが命を守る。

こんなところで偉そうに言ってもおれが正しい非難をできたかわからない。
みんな自分の家がそんな事になるなんて思わないから。
せめて早い復旧をこころから願います。