このコラム面白い！ムーギー・キム氏

ヤフーの記事を読んでいるうちに何やら面白そうな見出しに釣られた。
東洋経済ONLINEの、表題の方の記事だ。
「～で～する人は二流」という題で書いている。

初めはレジでの動作がこんな人は二流的な記事を読んだ。
読み進むにつれ、胸糞悪いというかなんというか、非常に腹が立った。
アンタはどれほどできるから一流だと？と思ってしまった。

しかし最後まで読むと、ああそういうことか。
何だよ早く言ってよという気持ちになり、楽しい。
色々書いちゃうとつまんなくなっちゃうから、
興味があったらぜひ。

さらに続けて言うと・うつ病

おれの場合会社で追いつめられた事と、家内から追いつめられた事がある。
具体的には書けないけど、うつ病の時は一つの事をするのに時間がかかる。
それを見ていると鬱陶しいらしい。

会社ではお前の仕事ではダメと言われ、家では家内にダメ出しされ、
よりどころが無くなってしまったというのも現実だ。

「おれうつ病みたいだから病院行ってくる。」と言うと、
うつ病なんてそんな簡単になるもんじゃないよ！と言われた。（簡単になるものだ）
病院で診断書をもらい、初めて家族が気付いて、入院へ至った。

おれも頑固な人間だから、家族から言われてもおれは大丈夫だと言い張り、
入院を拒んだが義理の父までやってきて入院しろというもんだからしぶしぶ。
でも今思うとあと１週間早く入院していたら、ここまで重くならなかったろうと思う。

自分が最近仕事がきつくて疲れているけど眠れない。そんな日が３日も続いているなら、
明日入院する勢いで病院を探して欲しい。
入院すると楽になり、以前の元気を取り戻せる。

そして他の患者を見て自分より若い人がたくさんいる事に驚く。
見るからにだめだこりゃな人はいない。普通の人たち。
３か月もいれば話もする。同じようなつらい日々を過ごした人たちだ。

そんな人たちを目の当たりにして思う事は、
「もうちょっと早く医者に来ていればどんなに違ったろう」という事だ。

一つだけ嫌な所があった。風呂の日が週に２回しかないんだけど、
脱衣所にカーテンがあるのになぜか全開で、
脱いでいる姿を看護師のおばちゃんと車いすのばあさんが見ている事。

自傷行為を防止するためなの？本当に？？と思いたくなる。
他の病院では介護のおじいちゃんとかを入浴させた後なのか、
湯船の水面が垢だらけ！がまんできず風呂を入れなおした。

そこはちゃんと扉が閉まったけど鍵かけるの禁止。
しらばっくれてカギを閉めていたら、
「鍵閉めちゃだめって言ったでしょ！」って怒られた。

久々なのでうつの話題・精神科

もしかしてこれってうつかも・・・と思ったとして、
病院へ行く時はどこへ行けばいい？
ついついライトな表現を求めて心療内科とかメンタルクリニックとかを探しがち。

おれのお勧めはデカい病院の精神科。知らないとワーワー騒いでいそうな感じがするでしょう。
でも外来に来る人はいたって静か。間違えて内科に来ちゃったか？と思うほど。
逆に考えると病院へ行っていない隠れうつの人もたくさんいるということになる。

入院する施設があったほうがいい。だけどまれに鉄格子付の部屋しかない病院もあるので、
その辺は事前にチェックしよう。
暴れる人や普通に過ごせない人は、閉鎖病棟というところから基本出られないので。

診察を受けると、家族の話とかによっては本人の気持ちを置き去りで入院になる。
でも普通なら門限までなら好きに外出できるし、
コンビニでお菓子買ったりできるので、動かないし確実に太る。

一度入院すると、いくら本人が大丈夫だと言っても3か月くらいは帰してもらえない。
でも脳の「安心信号」と「大変だ信号」を整えるにはそれくらい掛かるってこと。
退院すると病院が恋しくなることもある。だって楽なんだもん。

病院にかかるお金は、うつ病になるとその症状の重さにより精神障害者ってことになる。
すると３級または２級の精神障害者手帳と自立支援というのを受けられるので、
診察、及び薬の代金は１割負担。

抗うつ剤なんてまともに払ったらすごい額だから。
障害者手帳を出すと映画はおれ含めて３人まで一人千円だし、
ＵＳＪの入場チケットなんて約半額に！（エクスプレスチケットは対象外）

確かにとてもつらい病気で、対処が遅れると自殺する。（おれも思ったことあり）
だけど絶望するほど悪い事でもない。
うちの会社では今の職場の仲間がバックアップしてくれるので、毎日楽しい。

必要な事は、1日でも早く病院に行くことと、自分で状態を判断しないこと。
平気なつもりでいてもめちゃくちゃダメになってるものだから。
悩まず病院へ駈け込め！

推定３億２２００万人！うつ病患者

ヤフーのニュースを読んでいたら、世界にはそれくらいの人がかかっているらしい。
おれがかかったのは４０歳くらいだったかな？

急に移動されて仕事が二人分くらい押し付けられて、
前任者がうつになる寸前だったようだ。
おれはその代わりに入れられ、そんなのに付き合う積りは無く、
仕事が進まなかろうが自分のせいではないと、常に強く思うようにしていた。

そんな毎日が続くとだんだん夜眠れなくなり、布団には入ってもゲーム。
夜中までだったのが朝方まで眠れなくなった。
今思えば心が折れる手前だったんだなと思う。

人間は心がおだやかになり、眠る時になると脳から「安心していい信号」が出る。
忙しく追いつめられたりしている時、「ゆっくりしている場合じゃない信号」が出る。

うつに近くなってくると、夜寝る時間になっても「安心していい信号」が弱くなり、
逆に「ゆっくりしている場合じゃない信号」が出っぱなしになる。

そうなったら自分の状況を会社の上司に話し、仕事量を調整してくれるならよし、
逆に罵倒されたらその内容をよく覚えておき、精神科に入院しましょう。
今の社会ならば会社は大慌て！社会問題にならないようフォローするかも。

そういう事態において、会社を辞めるのは得策ではない。
会社はいつでも辞められるが、うつになって新しい会社に応募するのは大変だ。
上司が変わるだけで別の会社みたいになるからね。

眠れなくなってその先にもいろんな変化が出るけども、
夜眠れないだけで体はかなり弱る。
健康な人からみれば、「眠れないっていっても、一晩中寝なかったら次の日寝れるだろう？」

こんな程度にしか思われないが、次の日３時間眠れてもまたその夜眠れないのだ。
眠れないまま体はどんどんだるくなる。このままでは持たない。
でも市販の睡眠薬はダメ。次の日猛烈にだるくなるだけ。
眠れない日が3日程続いたら病院に行ってね？

毎回感動！エンジェルハート

北条司さんの描くマンガはキャッツアイの頃から観ている。
何年経ってもその絵はひとつひとつの線が丁寧にかかれていて、
登場人物の顔があまり変わらない。普通は書きやすい顔に変わってくる物だが。

エンジェルハートはシティハンターの続編的なもので、
今でも新宿駅東口に伝言板なんていう懐かしいものがある設定だ。
駅の改札前辺りにどこにでもあった黒板。
まだ携帯電話もなく待ち合わせしているときに「先に行ってる」とか、
待っている場所を書いた。
書いた時間も書いておき、1時間くらい経つと消される。

そして出てくる回数はうんと少ないが、花園神社が出てくる。
ここの前はおれが高校へ通学する時に良く通っていた。
神社自体は全体に薄暗い印象が強く、中に入ったことは無い。

靖国通り（歌舞伎町前の大ガードの道）と明治通りの角にある。
ちょっと進めばデパートが固まっている場所だ。
昔からそこにあったんだろうね。

角の反対側には富士そばがある。安くてうまい。
富士そばはあちこちにある。

昨日買って来た最新刊にも花園神社が載っていた。懐かしいのう。
親子にまつわる泣ける話が必ず入っていて、
涙腺が緩んでるから毎巻１～３回は泣かされている。