半世紀を彷徨う

自分の心理状態や日々の出来事から趣味の事まで幅広く。

良く見て!必ず不良品ではない。例.ヘッドホン

2021-01-16 21:56:36 | 日記
18歳の頃のおれは他人の行動を見ていてもシャキシャキしてないと腹を立てていた。
レジで並んでいる時など、前にいる年配(その頃のおれには40歳以降は年配)の方がレジ打ちの人に
分からない事を聞いていて並ぶ時間が増えたりすると、本人に言わないまでも「良く見れば書いてあるじゃん」
という事が結構あった。

そして今年配の方になったおれ自身はどうかというと、全く良く見なければという事を忘れている。
今回ソニーのヘッドホンを買い、さて開封するかとなった時、箱は上から開けるものという思い込みがあり、
しばらく悩んだ挙句おれが買ったものなんだから破いちゃえ!とビリビリに破いて開けた。


開けてから気付くもので、本来下から開ければ簡単に開く構造になっていた。思い込みとは恐ろしい。
中から出てきたのは高級そうな中箱。この後2回思い込みによる困惑をすることになる。


今までならまず説明書を開いて付属品がそろっているか見ていたのに、本体を見てテンションMAX。
現物は小さくて軽く、とてもスタイリッシュ!型番はMDRー1AM2。


で、この製品は配線が取れる構造になっている。この理由も後でわかることになる。
その前に本体を出したらその下に付属品があると思ったら無い。これは入れ忘れか!?
頭によぎった返品の2文字。いや待て、そんな事はそうそうあるもんじゃない。
結果、付属品は付いていた。ふたにくっついていたwww いやいや、ちゃんときれいなふたがしてあったから気付かなかっただけ。

そして付属品の中にヘッドホンの筐体とウォークマンなどを付けるコードが2本ある。
1本にはボリューム、曲送りのリモコン付き。もう一本にはそれがない。
リモコン要らないからもう一本をチョイス。ヘッドホン側は刺さったが、もう片方をウォークマンに付けようとするが、
ナニコレ、太くて入らない!
下の写真で左がヘッドホンについてきたコードのコネクター。右は今使用中のコネクター。微妙に太い。


このコネクターの変換プラグが必要かアマゾンで探すことまで考えた。
しかし待て、もう一本の付属コードは普通のコネクターなのでは?これが正解。落ち着いて考えれば、
いや買う前に良く調べていれば良かったのだ。

先に買ったヘッドホンはノイズキャンセリングと無線で使えるタイプ。だからバッテリーを備えていて、
2日くらい持つかな。何しろアパートの両となりがクソうるさいやつらなので、ノイズキャンセリング機能が必須。
片方は部屋でカラオケ大会するわ、もう片方はテレビを見ている時にいちいち全力で叫ぶやつ。
バッテリーが切れると普通のヘッドホンよりしょぼい音になるから、充電中にはもう一つヘッドホンが必要。
やはりソニーの1000XM3。高いからそりゃいい音する。ただ高音が弱めでノイズキャンセリングとの両立が難しいのかな。
それでもノイズキャンセリング能力はすごく、宅配業者が来てもカラオケや叫ぶ声も、スマホの着信も聞こえない。
それはそれで厄介な面もあるけど。

ノイズキャンセリングヘッドホンを買う前この有線のヘッドホンを買うかかなり悩んだ。
だって有線の方が音良さそうだし?だから有線の実力も試してみたかった。
やっぱり高音と低音がきっちり分かれて聞こえる。音ならこっちかな。

しっかり調べてから行動しないといかんと実感する出来事だった。