半世紀を彷徨う

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今日で全部周る!伊勢神宮 下宮と神明神社編

2023-02-25 20:09:43 | 日記
朝食を一番早い時間に済ませ、シャトルバスで伊勢市駅へ。
神宮は下宮と内宮に分かれている。下宮からお参りするのが望ましい。


駅を背に信号を渡れば参道の入り口。もう7時くらいだけどまだ人はほとんどいない。
早くも鳥居が待っている。手前で止まってお辞儀をしよう。






神宮では有名な清盛楠。平清盛がこの木の下を馬で通った時、枝が兜に当たったから
枝を切ったという。ちょっと変わった話からこの名がついたとか。二本に見えるけど下で一本に繋がってる、と聞いたが
伊勢湾台風の時二つの株に分かれたとか。




ここが下宮、豊受大神宮の正宮。白い布の奥に拝む場所がある。階段から先に入って撮影するのは禁止。
お参りするとき願い事をするのは禁止。お賽銭は禁止。書くのを忘れていたけど下宮は左側通行。
下宮に着いたら正宮に最初にお参りする事。色々掟がある。


ここは不思議な所でそういう掟は注意書きとしてどこにも書いていない。清盛楠だって案内板もない。
それは「観光名所ではない」からだそうだ。お参りするための場所だからなんだ。

下宮、内宮ともひと柱の神には和魂と荒魂がある。和魂は静かで大人しい側面、荒魂は活発な側面。
この荒魂はお願い事をしてお願い事をする場所だ。でも宝くじで3億円とかはダメだよ。




亀石。


宮司がお祈りに使う三石。手をかざすのは失礼らしい。


お参りで歩いていると右に見えるハート型の石。


お地蔵さんの横顔に見える石。踏まない方がいいかもね。


元寇の際神風を起こしたとされる神。


夜の神 月夜見の尊。天照大御神の弟


最後にお守りを買って下宮終了。そして車に乗って別宮の月夜見の宮。


やっと女性の味方神明神社へ。ここもお祭りしているのは天照大御神。ここには日本で2番目に大きい
おみくじの筒があり、引いてみた。1,2m×20cmくらいかな?女性は振るのきついかも。

そして女性の願いを一つ叶えてくれるという石神さんへ。可愛い看板があった。


入り口のひさしの下でお願い事を記入する。それを持っていそいそと置くへお参りに行く。
おれはお呼びじゃない場所なので中へは入らなかった。



これでやっと半分周ったことになるかな。神明神社も海岸近くにあるので神宮からはそれなりに遠い。
「お願い事は教えない」だってよ!聞いてねえっつの。

女性の味方?石神さん

2023-02-21 22:24:06 | 日記
タクシーで伊勢市駅から宿へ行く途中タクシーの運転手さんに聞いた話では、
女性の願いを一つだけ叶えてくれるという神明神社、
みんなからは石神さんと呼ばれている場所があるという。

その願いの叶いっぷりをさんざん道中聞かされた。すげえ。マジか!
だけどな、ちょっと遠いいんだよな。宿へ着いてから明日の計画をたてるとき、
女房から神明神社の話が出ない。う~んどう思ってるんだろう?

2日目、つまり最終日の朝食中に話を出してみた。
あの神明神社行かなくていいのか?これだけ遠い場所だから最後のチャンスかもしれないぞ?
やっぱり行きたい気持ちを抑えていたようで、呼び水に乗ってきた。
即レンタカーを手配し、行くことにした。

女性の願いを叶えてくれるということなので、おれ的にはそんなに行かなければという程ではない。
でもせっかく来たからな。いい思い出増やしてやりたいじゃん。
行ってみたらとてもいいところだった。写真とともにお見せしよう。

どうなる? お伊勢参り初日!

2023-02-19 22:14:09 | 日記
神宮のお参りをどう周るのかはその人の自由ではあるけど、
こういう順番で周るものだという、深い意味があったり昔からそうしている
的な常識というか、まあそんなものがあるんだ。

本やネットで調べてそのコースをトレースすることにした。
新幹線を名古屋で降りて、ローカル線でしばらく乗って、
まずは二見浦神社へ向かう。

駅に降り立つと古いなりに整備がされている駅舎だ。
驚いた事に駅前に何もない。降りた人もおれたちの他に5人ていど。
あれ?ここって有名な場所なんだよね?まさか間違えたか?


大丈夫。駅にある看板の地図を見て歩き始める。
参道に向かう途中、趣のある旅館やおみやげ屋さんが軒を連ねる。
しかしどこも締まっている。時間はまだ午後3時。


遠いな~。かといってタクシーもいなかったし。ちゃんとバスの時間見てくればよかったよ。
しばらく苦痛な歩みを進めていくと海岸に出た。きれいな砂浜だ。のぼりが立っている。
はるか彼方に神社の入り口が見える。ちょっと砂浜を見てみる。とてもきれいな海だ。


通る道にワニがいる。これ何かいわれがあるの?


ああ、やっと神社に着いた。遠かった。


鳥居につけてある榊も、横にたたずむカエルも全て意味がある。ちなみにカエルは奥にもっといる。
海岸沿いに進んでいくと、右側に天照大御神が岩戸隠れした穴があったり、
ご本尊のところに縄が輪になったやつが積んである。
体の悪いところをこれでなでるとご利益があるという。おれも足にやってみるか、と思っていると
巫女さんがかたずけ始めている。夕方の5時になるとどこも店じまいとは聞いていたけど、
まだ4時過ぎだけど??

別のところにまだあったので、お参りしてからわっかを借りて(300円)撫でてみた。
ここには有名な夫婦岩というのがあり、その200mだか沖合に神の石が沈んでいるとか。


なぜここに来るのが一番先なのか。それは昔はこの海で体を清めてから神宮に行ったからなんだってさ。
そこから帰りの道のりどうすっか?と話していたら地元の仕事の人が伊勢市駅近くを通るから
乗っていきますかとありがたいお話をいただいた。本当にありがとうございました!

夜の駅はライトアップされていてとても神秘的。


この駅周辺はお店がたくさんある。今日は名物の手ごね寿司でも食っていくか。


あとは宿で風呂入って寝るだけ。しかし宿までちょっとあるぞ。しかしこの駅はタクシーがいる。
そして楽しく運転手さんと会話していたんだが、ここでちょっと驚きの話を聞いてしまったんだ。

気になった時は呼ばれている時 伊勢神宮

2023-02-11 18:16:23 | 日記
あれほど嫌いだった歴史。だが人間歳をとるとなぜか興味が出る。
古事記に関する動画をちょいちょい観ていたな、そういえば。

女房にそのうち行ってみたいと話したら、ふしぎと本人も行きたいと思っていたようで、
突然行くことになった。

敵は遠い。決めてすぐ行けるような場所ではない。まずは調査から始めないと。
おれの認識では三種の神器の八咫の鏡がある神社程度にしか受け止めていなかった。
ところが神社ではなく神宮だ。もっと言えば伊勢神宮は神宮が正式名称だ。
神の頂点の天照大御神を御祭りしている日本一の場所、神宮。

調べてわかったが、関連している神社を含めると電車や車で移動が必須だ。
そして正式には回る順番もある。作法もある。それが面倒ではなく楽しい。

江戸時代にお伊勢参りが流行していたっていうんだからすごいことだね。
歩いて行くんだから。あんなところまでね。
この事前調査も楽しかったな。
お賽銭していいところ、お願いしていいところ、ダメな所もある。
まあその辺はあらためて。