半世紀を彷徨う

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進化する!位置測位システム

2016-09-14 22:15:53 | 日記
先日映画館に行った話の時、MAPLUSとグーグルマップについて書いた。
そして自分の母親にスマホ持たせる事を何となく考えながらネット記事を見ていると、
チップセットによってはGPSだけでなく、ロシアのGLONASS、中国の北斗、
EUのガリレオと、他国の位置測位システムを利用できるんだってね。

もっともロシアは旧ソ連時代から始めて一時すたれて、インドと共同構築。
中国の北斗は中国上空専用。国それぞれの事情があってシステムを造っている。

GPS(グローバル・ポジショニング・システム)はアメリカ国防総省管轄の衛星。
今も地球上を30個程度がぐるぐる回っている。日本を始め各国はそれの発する
電波(時刻の情報)を使わせてもらってカーナビ等に使用している。

もっともカーナビ出始め当時は、釣りで湖添いに走っているのに、
湖の上を走っている事になったり、曲がる指示が遅くて通り過ぎたりがひどかった。

でもGPS衛星が出す電波の精度は、意図的に悪くしてあるらしい。
戦争でアメリカが使用するGPS情報はミサイルの着弾点等に使用するため、
格段に精度が高いようだ。

GPS衛星の本当の目的は常に地球上で怪しい動きがないか、映像で確認するためだ。
カーナビ用の電波などは、「お菓子あげるから上を通らせて」的な物。
いざ戦争突入となったらGPSの電波は使えなくなるだろう。

他国がアメリカのGPSへの依存度を低くするために、
高い金出して自分の所専用の衛星を打ち上げるというわけだ。
GPS衛星の寿命は約7年半で、毎年数個打ち上げないと稼働数が維持できない。

日本はアメリカと敵対する意思がないので、GPSの精度をあげるために専用の衛星
「準天頂衛星みちびき」を上げた。日本とオーストラリア間を8の字を描く様に飛ぶ。
計画ではこれを7個にする計画らしい。もっと便利になっていくね。

でもさ~、グーグルマップのルート検索のアルゴリズムをもうちょっと変えられないかな。
いくら精度が上がっても生活道路みたいな所を通らせるのはやめて!
タダなんで、文句も言いづらいんだけど・・・


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