出勤する時バイクが発進しない。 ハンドルのゆるみ

月曜日はいくつになってもかったるいもの。ダラダラしていたらいい時間になってしまった。
朝のルーティーンでバイクのエンジンをかけ、家の前の道にバイクを押して行き、さっそうとまたがった。
ギアをローに入れて後方確認し、いざ出発というタイミングで、アクセルをひねっても回転数が上がらない。
え？どういう事？

原因はハンドル取り付けネジのゆるみ。グリグリ回っちゃうほどゆるんでいた。
正常なハンドルの位置はこんな感じ。


ネジがゆるんでハンドルがユルユルだったから、アクセルを開けてもハンドルが回転するだけ。
分かりにくいけど３０度以上は上に上がっちゃってる。


しかし今日は時間が押していてこれから電車では間に合わない。
というわけで人差し指と中指をどうせブレーキレバーにかけているので、
アクセル開ける時にブレーキレバーを指で抑え込み、何とかアクセルを操作して乗り切った。

帰ってから早速ハンドルを固定している六角ボルトを締め込んでみる。しかしあまりにも固くて締まらない。
え？こんなに固いボルトが緩むって事あるの？しかしなんとか締めない事には先に進まない。
ネットで調べるとやっぱりみんなこのボルトが締まらない緩まないで苦戦していた。
という事は解決策も記載されているわけで。

本来ゆるんではいけないボルト。メーカーはネジロック剤という接着剤のようなものを塗布して締めている。
そりゃ普通にやっても動かない訳だ。このボルトの頭をバーナーで炙り、しばらく冷ました後締めるといいらしい。
早速ホームセンターで安いバーナー（といっても炎が強いライター程度）を買ってきてあぶった。

ハンドルバーエンドにオイルフィルターエレメント交換に使うベルト式の工具を巻き付け、
ボルトには六角レンチ、力を入れるためにモンキーレンチを写真のようにセットして締めた。


なんとかボルトを締めることができた。
締めるのにこんなに苦労するボルトがなんであそこまで緩んだのか？
真実は分からないままだ。バイク乗ってると色んなことが起きるよね。