タイミング

植物園の不思議な花。



エリック・クラプトンのライブに行ってきた。
クラプトンの何たるかを少しも知らない私も
あの人は歌とギターがとても上手い事は分かった。
プロに向かってつくづく失礼な言い草だ。
しかし歌メインのライブと違って様々な楽器のソロが
多く取り入れられていたため、
少し乗りにくいライブではあった。
手拍子を入れてもソロの部分でどうしていいか分からなくなる。
踊りだしてもソロの部分でどう動いていいか分からなくなる。
私はライブ前からかなり疲れていたので
立ち上がる事も手拍子を取ることもなく
実は前半ちょっと寝たりしていたので
そういった気まずい状態に陥らずに済んだが
前の方の席でやる気のある兄ちゃんが
歌の盛り上がりでつい一人立ち上がってしまった。
しかし間の悪い事に、その曲でメンバー紹介が始まってしまう。
メンバー紹介とはもちろん
その人が担当する楽器のソロ演奏だ。
兄ちゃんは誰も立っていない中、キュイーンとか
ギャーンとかいうリズムの無いリズムにあわせて
十分くらい延々と踊る羽目になった。
あれは傍目に気の毒であった。

ライブ自体は格好良くて面白くて、良かったんですけどね。
ソロは何だか気恥ずかしくて苦手です。