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アイルランド紀行(3)
アムステルダムへ
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第1日目:2002年6月14日(金)(つづき)
<スキポール空港に到着>
■順調なフライト
私は家内と一緒に10時50分成田発ノースウエスト機でオランダのアムステルダムへ向かっている。
時計の表示を,日本時間の12時52分からオランダ時間の5時52分に変える。6時12分,スクリーンに「Estimated Arrival Time 14:14」という表示が現れる。オランダへ到着するには,まだ,8時間45分もかかる。
退屈な時間が続く。私は学会でのプレゼンテーションが気になって仕方がない。8時30分に,キャビンアッテンダントに,「PCを使って良いか」と聞く。使っても構わないという返事を貰ってから,PCを取りだして,暫くの間,プレゼンテーション資料の復習を続ける。復習すればするほど,修正したいところが出てくる。その都度,どうしようかと迷い続ける。プレゼンテーションが終わるまでは,こんな中途半端な気持がずっと続くのかと思うと,ため息が出てくる。
私がPCに向かって思案している間,私の席の後に座っている白人男性が,5~6分おきに臭いオナラをする。オナラの臭いが淀んだ機内の空気に乗って漂ってくる。臭い臭いを嗅がされるたびに,胸がムカムカとしてくる。そして,集中力が途絶える。
9時45分,キャビンアテンダントが,客席を廻りながら,
「アイスクリームかカップラーメンはいかがですか・・?」
と私に話しかける。私は有り難くアイスクリームを頂戴する。このアイスクリームは,日本製。マーブリックという会社の製品である。冷たくて美味しい。
10時50分頃,何となく眠くなる。機内のテレビでは,「ハリーポッター」を上映している。私はPCの電源を切って,暫くの間,居眠りをする。
■日本が勝ったぞ!
13時40分,朝食が配られる。日本時間では21時40分なので夕食かも知れない。卵焼き,菜っぱの和え物,ひじき,ゴボウ,パンケーキ,ビスケットなどが小さなトレーに乗っている。
<機内食:朝食>
私は,何時もしているように,食べる前にノートに朝食をスケッチする。すると,キャビンアテンダントが,私のノートを覗き込んで,
「あなたはアーティストか?(Are you an artist?)」
と聞く。
「いえ,いえ・・・ただ趣味で描いているんですよ」
実は,この質問は,過去にも何回も受けているが,ハズカシイ。
「あなたは日本人ですか?」
「はい」
「今,サッカー,日本が2-0で勝ちましたよ」
と教えてくれる(※丁度この年,ワールドサッカーが開かれていた)。
私の周辺の席で,このやり取りを聞いていた客が,一斉に「パチ,パチ,・・・」と拍手をする。
13時57分,これから着陸するスキポール空港の説明ビデオが流れる。そして,14時19分,「目的地まであと32分」という表示が出る。機内が何となくざわめき始める。
■スキポール空港に着陸
14時56分,「ドン」という軽い衝撃とともに,私達の飛行機は,無事,オランダスキポール空港に着陸する。成田とは全く比較にならない広い空港である。
15時20分,無事,入国審査。係員が私の顔を見て,
「コンニチハ」
と日本語で挨拶する。つづいて,
「旅行の目的は?」
「奥さんも一緒か?」
と次々に質問を受ける。
15時28分,バゲージクレイムを終えて,空港の外へ出る。
オランダ在住の息子が出迎えにきている。
<新緑が美しいアムステルダム市内>
■内孫に初対面
私達夫婦は,息子の車に乗って,15時37分にスキポール空港を発車する。片側4車線の素晴らしい道路を走っているが,どちらの方向に走っているのか良く分からない。やがて閑静な住宅地に入る。そして, 15時50分に息子の家に到着する。
早速,数ヶ月前に生まれたflower-hill直系の内孫S子と初対面。
息子の家は1軒が3階建ての13軒長屋である。1階は玄関と広い物置,2階が居間,3階が寝室3部屋。広くて,なかなかの住まいである。
<アムステルダム在住の息子のアパート>
(つづく)
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<スキポール空港に到着>
■順調なフライト
私は家内と一緒に10時50分成田発ノースウエスト機でオランダのアムステルダムへ向かっている。
時計の表示を,日本時間の12時52分からオランダ時間の5時52分に変える。6時12分,スクリーンに「Estimated Arrival Time 14:14」という表示が現れる。オランダへ到着するには,まだ,8時間45分もかかる。
退屈な時間が続く。私は学会でのプレゼンテーションが気になって仕方がない。8時30分に,キャビンアッテンダントに,「PCを使って良いか」と聞く。使っても構わないという返事を貰ってから,PCを取りだして,暫くの間,プレゼンテーション資料の復習を続ける。復習すればするほど,修正したいところが出てくる。その都度,どうしようかと迷い続ける。プレゼンテーションが終わるまでは,こんな中途半端な気持がずっと続くのかと思うと,ため息が出てくる。
私がPCに向かって思案している間,私の席の後に座っている白人男性が,5~6分おきに臭いオナラをする。オナラの臭いが淀んだ機内の空気に乗って漂ってくる。臭い臭いを嗅がされるたびに,胸がムカムカとしてくる。そして,集中力が途絶える。
9時45分,キャビンアテンダントが,客席を廻りながら,
「アイスクリームかカップラーメンはいかがですか・・?」
と私に話しかける。私は有り難くアイスクリームを頂戴する。このアイスクリームは,日本製。マーブリックという会社の製品である。冷たくて美味しい。
10時50分頃,何となく眠くなる。機内のテレビでは,「ハリーポッター」を上映している。私はPCの電源を切って,暫くの間,居眠りをする。
■日本が勝ったぞ!
13時40分,朝食が配られる。日本時間では21時40分なので夕食かも知れない。卵焼き,菜っぱの和え物,ひじき,ゴボウ,パンケーキ,ビスケットなどが小さなトレーに乗っている。
<機内食:朝食>
私は,何時もしているように,食べる前にノートに朝食をスケッチする。すると,キャビンアテンダントが,私のノートを覗き込んで,
「あなたはアーティストか?(Are you an artist?)」
と聞く。
「いえ,いえ・・・ただ趣味で描いているんですよ」
実は,この質問は,過去にも何回も受けているが,ハズカシイ。
「あなたは日本人ですか?」
「はい」
「今,サッカー,日本が2-0で勝ちましたよ」
と教えてくれる(※丁度この年,ワールドサッカーが開かれていた)。
私の周辺の席で,このやり取りを聞いていた客が,一斉に「パチ,パチ,・・・」と拍手をする。
13時57分,これから着陸するスキポール空港の説明ビデオが流れる。そして,14時19分,「目的地まであと32分」という表示が出る。機内が何となくざわめき始める。
■スキポール空港に着陸
14時56分,「ドン」という軽い衝撃とともに,私達の飛行機は,無事,オランダスキポール空港に着陸する。成田とは全く比較にならない広い空港である。
15時20分,無事,入国審査。係員が私の顔を見て,
「コンニチハ」
と日本語で挨拶する。つづいて,
「旅行の目的は?」
「奥さんも一緒か?」
と次々に質問を受ける。
15時28分,バゲージクレイムを終えて,空港の外へ出る。
オランダ在住の息子が出迎えにきている。
<新緑が美しいアムステルダム市内>
■内孫に初対面
私達夫婦は,息子の車に乗って,15時37分にスキポール空港を発車する。片側4車線の素晴らしい道路を走っているが,どちらの方向に走っているのか良く分からない。やがて閑静な住宅地に入る。そして, 15時50分に息子の家に到着する。
早速,数ヶ月前に生まれたflower-hill直系の内孫S子と初対面。
息子の家は1軒が3階建ての13軒長屋である。1階は玄関と広い物置,2階が居間,3階が寝室3部屋。広くて,なかなかの住まいである。
<アムステルダム在住の息子のアパート>
(つづく)