<一本松山手前からの展望>
新緑の中央沿線;藤野アルプスと芸術の道を歩く(1);藤野駅から名倉峠まで
(塔ノ岳常連会)
2019年4月17日(水) 晴のち曇
<ルート地図>
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<大船駅から中央本線藤野駅へ>
▇ユックリとした朝
10日ほど前に,山旅スクール同期生で塔ノ岳常連でもあるTBさんから,藤野アルプスを歩かないかというお誘いを受ける.この年になると,このようなお誘いがあるだけでも有難いなと思う.勿論二つ返事で,
「参加します,参加しますよ…」
である.
とはいえ,このところ身辺極めて多忙できりきり舞いしている最中である.今日一日ハイキングしてしまって,跡のこと本当に大丈夫かなと気にはなるが,それはそれとして,今日一日はユックリと春の野山を一回りすることにしよう.
今回の集合は中央線藤野駅8時30分.この時間ならば自宅近くの湘南モノレールの始発電車に乗れば,十分に間に合う.したがって,何時も塔ノ岳に出掛けるときよりも,自宅を出発する時間は1時間遅くても平気である.この1時間の差がとてもありがたい.
・・・という訳で5時10分に自宅を出発,最寄りの駅から湘南モノレールの電車に乗車する.そして大船駅から東海道本線上り電車に乗車し,横浜駅で桜木町駅までバック.桜木町始発の横浜線直通八王子行電車に乗車する.途中からラッシュアワーになり電車は大変な混雑で八王子駅での乗り買えば息苦しくなるほどである.
<桜木町駅から横浜線八王子行電車に乗車>
▇藤野駅に到着
人混みに揉まれながら,八王子で高尾行電車に乗り換える.さらに高尾駅で甲府雪の普通電車に乗り換える.短い6両編成の電車である.3つドアー古い電車で,車内に液晶の表示がないので,電車がどの辺りを走っているのか,はっきり分からないので,乗り越してしまうのではないかと常に不安である.
車内には,登山姿の中高年の皆さんが沢山乗車されている.多分,大半の方々は陣馬方面を目指す方々のようである.リュックにコップをぶら下げている人,靴紐の結び方が間違っている人などが目に付く.自己流の装備をしている人がどうしても気になってしまう.
途中駅で,特急電車の通過待ちがあり5~6分も停まったままなのでイライラするが,予定通り集合時間の15分ほど前に無事藤野駅に到着する.
<藤野駅に到着>
<藤野駅から弁天橋を渡る>
▇弁天橋と藤野アルプス遠望
今回の参加者は8人(男3人,女5人)である.塔ノ岳土曜日常連だけのようである.顔ぶれを見ると,今回は足並みが揃っている人達ばかりのようである.
8時34分,藤野駅前から歩き出す.片手には観光案内「藤野園芸ランド遊歩道;藤野・なぐら地区てくてくまっぷ」を持っている.
歩き出して直ぐに,やや急な下り坂になる.坂の上からはこれから渡る弁天橋が見えている.橋の先には今日縦走する予定の藤野アルプスの山々が見えている.
<藤野駅前から弁天橋を望む>
▇ 見事な桜
下り坂の途中で素晴らしい桜に目を奪われる.
あいにくの曇天なので,桜の美しさが十分に映えないのが残念だが,立ち止まって数枚の写真を撮る.
逆光と電線が写ってしまうのが残念.
<見事な桜の木>
<弁天橋を渡る>
▇凄い彫刻
8時48分,弁天橋に到着する.
橋の袂に迫力満点な鳥の彫刻が飾られている.
<鳥の彫刻>
▇相模湖を見下ろす
橋の途中から相模湖を見下ろす.新緑が実に綺麗で見事である.
<相模湖を見下ろす>
▇満開の桜
対岸の土手に咲く桜が実に見事.新緑と桜の色合いとがとても美しい.ここでも思わず数枚の写真を撮ってしまう.
<満開の桜>
<一本松山の手前まで>
▇標識A13から山道へ
弁天橋を渡ってすぐの所にある三叉路を右折して,やや急な坂道を登る.ちょっと複雑な分岐点を右へ進む.ここから暫くの間は緩やかな上り勾配の舗装道路が続く.
ホルモン焼きの「梅が枝」を右手に眺めながら通過する.そして野崎商店前の三叉路を左折して南へ向かう.周囲は長閑な田園風景が広がっている.
9時10分,標識A13に到着する.ここは一本松山の登山口である.取りあえずは,ここから分岐する急階段を登ってみる.
<標識A13 の登山口>
▇山道に入る
A13 居る口近くの階段を登った先は静かな雰囲気の登山道になる.
本日の実質リーダーは山旅スクール5期出身のTBさん.TBさんを先頭に,ノンビリした速度で山道を登り続ける.
高度が上がるにつれて,展望が広がる(冒頭の写真).
<山道に入る>
▇祠のある広場に到着
9時15分,展望の良い場所に到着する.尾根にあるちょっとした広場である.広場の高いところに祠がある.
祠の前に1組のベンチが設置されている.
ここで,展望の立ち休憩を取る.
<祠のある広場>
▇広場からの展望
広場からの展望が素晴らしい.
どの辺りを見ているのか正確には分からないが,眼下に見えるのは,多分,藤野駅周辺だろう.山裾に高速道路が真っ直ぐに横断しているのが目に付く.
路傍には色々な植物が芽吹いているらしく,植物に詳しい人達が夢中になって話し込んでいる.植物のことはからきしダメな私は,ただ,ただ,羨ましい.
<広場からの展望>
▇二つの祠と石塔
9時21分,二つの祠と立派な石塔が立っている場所に到着する.
私一人の旅ならば,多少の時間を割いて,この石塔が何なのか調べてみたいが,今日は団体行動である.ご一緒の皆さんには興味がなさそうなのでそのまま通過する.
私は念のためと思って一応この石塔の写真を撮るが,案の定,ボンヤリとしか写っていなくてとてもではないが判読できない.まあ仕方がないな.
<二つの祠と石塔>
<名倉峠へ下る>
▇標識A07
9時23分,標識A07三叉路に到着する.周囲は少し急な坂道である.成り行きで,そのまま坂道を登り続ける.
<A07標識>
▇急坂を下る
A07から右に分岐する道に入る.
私達は藤野観光協会の資料を参考にしながら歩いているが,この資料には等高線が記されていないので,道路の登り下りがはっきりしない.もっとも本来ならば必ず地形図を見て歩かなければいけないので,愚痴を言うべきではないが・・・
分岐から先は,予期しないほどの急な下り坂である.ジグザクの下り坂が連続するので,折角登った高度がまたもとに戻ったようなガッカリ感に襲われる.
<急な下り坂を終える>
▇標識A05
9時32分,舗装道路の路傍に立っている標識A05に到着する.ここは一本松山の登り口である.私達は逆に一本松山の山頂直下からここまで下ってきたことになる.
<一本松山登山口>
▇舗装道路
左折して舗装土うを歩く.緩やかな上り勾配が続く.
<舗装道路を行く>
▇標識A04,名倉峠
9時34分,標識A04に到着する.地図で確かめるとここが名倉峠である.
「遊歩道入口」と書いてある大きな案内板が設置されている.
私達は,これからこの遊歩道を一回りしてから,またここへ戻る予定である.
<名倉峠到着>
(つづく)
つづきの記事
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https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/94c05432dbc9fec3855e974ea8fb8781
「中央沿線」の前回の記事
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「中央沿線」の次回の記事
(なし)
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