秋田市営バスネタ本日2本め。
1991年に秋田市交通局がだした「走りのあゆみ半世紀」。
ほとんどが写真だが、年表コーナーがあり、禁帯出なため記したり、複写許可を取ったりしてしらべた秋田市営バス路線史をまとめる。
市電の歴史は一部以外割愛。
1889 民間の秋田馬車鉄道設立。
1916 秋田馬車鉄道が秋田軌道になり、市電運行。
1923 寺内土崎線(当時は土崎線)、新屋線、牛島線の乗合バス運行。
1941 民間バスだった秋田軌道→秋田電車を市に移管。
1951 秋田市交通局に。市内小回線運行。
1952 川尻、豊岩、浜田、市内大回線運行。
1954 新国道土崎、金足高岡(金足堀内)、添川、神田、新港、広面、下浜線運行。
1955 上北手線運行。
1956 土崎環状線運行。
1957 山王、茨島二ツ屋線運行。
1958 秋田温泉、笹岡線運行。
1959 将軍野線運行。
1962 二ツ屋線運行。
1963 臨海土崎線運行。
1964 新屋西線運行。
1968 仁別線運行。
1972 大野団地(大住みなみ野)、国民の森線運行。
1973 大森山線運行。
1975 ミニバスの手形山団地、横森、泉山王環状線運行。
1978 御野場団地、商業高校線運行。
1979 サンパーク線運行。
1980 移転による交通局、ミニバスの駅東、中北手線運行。
1981 空港リムジン運行。
1983 堂の沢、移転による経法大、神田旭野線運行。
1984 南北からの秋高スクール線運行。
1987 桜ヶ丘線、移転による東営業所線運行。
1989 御所野ニュータウン線運行。
こっからは独自調査↓
1992 泉秋操、新川向環状線運行。
1993 空港リムジンを中央交通に移管。
1998 移転による日赤病院線、新屋日赤線運行。
2000 競合整理名目で新国道経由土崎、山王、金足堀内線を移管。土崎組合病院線運行。
2001 土崎、牛島に行く路線を移管。
2002 新屋に行く路線を移管。
2003 東部とミニバスを移管。
2004 手形山方面を移管。
2005 神田方面を移管。
2006 県庁と泉秋操を移管して交通局廃止、2008 移管路線のマイタウン化始まる。
こんな感じ。書いてないやつは載ってないか、知らなかったとみてください。
派生系統があるやつとないやつがまちまちだったりするのは、資料ママ。
昭和中期は毎年のように新設をしてたが、1980年代あたりから急激に路線新設が減る。
またあとで別な分析作る予定だけど、中央交通部と競合を指摘されながら、殴り込みをかますことが途中から減り、それが仁井田や新城、松崎方面に進出が最期までできないことにもつながっていた感じ。
防衛線でもあったのだろうか。
さらに、移管の最初はその競合を整理する名目だったからか、移管始まってからわざわざ土崎組合病院線を新設し、これが最後の新設路線となった。
もしかして、競合だけを移管し存続させる案でもあったのか?
秋田駅を出る路線で最後に新設された泉秋操線が最後を見届けた話になるのもまた感慨深い。
歴史分析シリーズはまたいつかやります。
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