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クローバー 匍匐(ほふく) 福福

ナナの思い出④

昨日はナナの四十九日でした。
お世話になった動物病院からお花が贈られてきました。
お礼の電話をしようとした途端、病院での様々な出来事が甦り、
涙で言葉が出ませんでした。
 


毎日、ナナのお骨を抱いています。
始めのうちは涙なしには抱くことは出来ませんでしたが、
この頃はあまり泣かなくなりました。



ナナの遺影の前にトピアリーを飾りました。
これを見つけた時、樹木葬をイメージしました。
こんなところで元気に走り回ってくれていたらいいなと願います。


「ナナの日常」

ナナは母が食べていると何でも貰えるので
母の膝元へ行き、食べていました。
私はあげないので食べていても来ませんでした。
   


先代犬のルルは私が働いていたこともあって、
昼間はほとんど実家でした。
父も母も二人して、何でもやり放題。


先代のルル、今日、8月10日が誕生日でした。

ルルは標準体重が6㎏のところ、8.4㎏になっていました。

ある日、ルルと歩いていると後ろから
「あー、びっくりした!黒豚が歩いているのかと思った。」
と言われてしまいました。


太っていたルル

ルルは子どもの時から病気ばかりしていました。
獣医さんの指導もあって、何度も何度も
「あげないで!」とお願いしましたがダメでした。
父の部屋に入ると塩分がいっぱいの
ポテトチップスをあげていることもありました。

そんな状態でしたので、母は何度言っても
ナナにあげてしまいます。



ただ、私が家にいることが多かったので、
気付くことは多く、肥満になることはありませんでした。
ナナは10歳を越えるまではほとんど病気知らずでした。



ナナはバナナが好きでした。
朝、いつも一欠けあげていました。
 調子が悪いと食べないので健康バロメーターのような
役割をしていました。



ナナはお水がなくなると入れ物を鼻でついて、
ガッチャン、ガッチャンと音を立てて知らせました。
ナナは腎臓が悪かったのでお水を大量に飲みました。
出来るだけ水が無くならないように気を付けていましたが
知らせてくれるのはありがたかったです。



ナナはいつもということではありませんが
私がお風呂に入っているといつの間にか浴室の前に来て、
バスマットの上で待っていました。
 


ナナは時々、こうなることがありましたが
原因はよく分かりませんでした。

ナナはトイレがきちんと出来ると
ご褒美が貰えることを知っていました。
すぐにナナの大好きなボーロ(たまにジャーキー)を
あげていましたが、私が気付かずにいると
そばに来て、ジーッと私を見つめてきます。
その表情ですぐに分かります。
「ご褒美」の言葉も分かっていました。 



ナナは和室の畳が草原に思えるのか、
よく用をたすことがありました。
何度注意してもだめなので、
和室の襖は開けておくことが出来なくなってしまいました。




6年前、金沢に行く時に購入したカートです。


サンダーバード内のナナ

最寄りの駅まではタクシーで行きましたが、
あとはずっとカートの中でした。
サンダーバードにも乗りました。

それはそれはおとなしく、コトリともしません。
具合が悪くなっていないか、死んでしまってはいないかと
何度も覗き込んでしまうほどでした。


一緒に泊まったペンション。
ナナは一緒に外出できない時、
一人で賢くお留守番をしてくれました。

生まれて初めての一泊旅行

2008/05/04 京都 嵐山

ドッグランに行きましたが、ナナは、
ただ、じっとしているだけでした。

その時の様子を別の動画で私はこのように言っています。

「ナナはお家と全然違います。
固まっています。
ボールも取りません。お散歩もしません。
走りもしません。
ほかのワンちゃん来ても、知らん顔です。」

2010年4月 京都の亀岡・嵐山と2012年5月 淡路島は
友人のOさんに連れて行ってもらいました。

犬仲間のWさんからナナに贈られた花
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