<これはブログを開設した当初から書こうと思っていたものです。>
厚生労働省
知ることからはじめよう
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精神疾患を患っている方がこんなに多いのだと知って驚いています。
精神疾患で通院や入院している人は国内で約420万人(平成29年)
生涯を通じて5人に1人がかかるともいわれています。
外からは元気そうに見えても精神的に辛い状態を抱えている人が多いのですね。
また、厚生労働省は自殺者の4分の3は何らかの精神疾患を抱え、
そのうち4人に3人は病院での治療を受けていないと報告しています。
厚生労働省 我が国の自殺の現状より
医療機関に行かないのは
・症状が出ても、病院に行くのを億劫に感じる。
・精神科に行くのは敷居が高い。
・不調を感じても、精神疾患ではなく体の病気だと思う。
・周りの人に自分の不調を知られたくない。
・自分の問題を他人に相談しても何の解決にはならないと思う。
と「戸惑い」や「恥ずかしさ」から躊躇して対処が遅れがちになるとの指摘があります。
また、精神疾患の辛さを「甘え」とみなす風潮が一般社会に根付いていることなどから、医療機関での受診率が低いとの見解もあります。
うつ病やうつ状態の人の割合は新型コロナが流行する前と比べると2倍以上になってると
経済協力開発機構(OECD)のメンタルヘルスに関する国際調査が報告しています。
特に、若い世代や失業者、経済的に不安定な人の間で深刻化しているといいます。
皆さんは双極性障害って聞いたことがあるでしょうか?
双極性障害は、以前、躁うつ病と呼ばれていた疾患です。
うつ病はうつだけですが双極性障害は躁とうつを合わせ持つということです。
「躁」状態をともなう双極性障害Ⅰ型と、「軽躁」状態をともなう双極性障害II型に区分されます。
うつ病だと診断された人の20%は最終的に双極性障害に診断が変わるといわれています。
躁の時は気分がいいので病院に行かず、うつの症状が出て辛くなった時に病院に行くからです。
実は私も双極性障害です。
およそ100人に1人ぐらいがかかる病気とされています。
正しい診断がされるまで、平均で4~10年かかっているといわれています。
私は40年くらいかかりました。
少しでも、双極性障害について知っていただければと思い、
これから、何回かに分けて書かせていただこうと思います。
ニュージーランド